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障害を持っていても普通の男の子だから。

年明けから4月までの期間はお役所的流れ乗っかる仕事は「移行期」なので忙しい。

私が勤務している放課後等デイサービスと言う施設では半年ごとにアセスメントシートと個別支援計画を作成することになっている。ざっくり言うと「半年間にこういう活動をしました」って経緯を記して「これから半年間はこういう活動をして支援します」みたいなことを決めていく。

アセスメントシートと個別支援計画の原案を作成後、保護者との懇談会を経て次の半年がスタートする。

アセスメントシートと個別支援計画は基本的に児童発達支援管理責任者(自発管)が作ることになってるものの、実際は平社員的な児童指導員が作って、児童発達支援管理責任者(自発管)のチェックの元、ゴーサインが出る…みたいな感じ。

私は児童指導員(兼事務員)として、アセスメントシートとと個別支援計画を作っているのだけど、お子さん達の半年間の経緯を見ていると「まぁ…半年間でこんなに成長して…」みたいな気持ちになってしまう。

お子さんについて記載される日々の資料を元に個別支援計画を作っている時、あるお子さんの次の目標が思いつかず、児童発達支援管理責任者(自発管)にアドバイスを求めたところ「そうですねぇ。最近、言葉が荒いのが気になるのでコミュニケーション面のことかな」みたいな答えが返ってきた。

私が質問したお子さんは身体的な障害は重いけど知的な部分は障害のないお子さんと変わらない「思春期」と呼ばれる年頃の少年。

私は「あ~。分からなくもないですけど、中学生の男の子って、あんなもんじゃないですか? ここにいると違和感があるかも知れないですけど、中学生男子相応だと思います」と正直な感想を伝えた。

児童発達支援管理責任者(自発管)は「確かに…って言われてみれば、そうですね」と、少し考えてくれたので「じゃあ思春期なりの発達ではあるが、さらに良いコミュニケーションを~」みたい感じにまとめましょうか?」と提案して、その線で進めることにした。

重度の障害を持つ人達とばかり関わっていると良くも悪くも世界が狭くて「普通」の感覚を忘れてしまいがちになる。

だけど私達が関わっている利用者さん達は障害児である前に、その年頃の男の子だったり、女の子だったりすることを忘れてはいけない。

……とは言っても知的な発達段階を考慮する必要がある部分もあるので杓子定規にはいかないのだけど。

それでも可能な限り「その年齢に見合った対応」とか「年齢や性別を尊重した対応」は常に意識したいと思う。

 

 

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放課後等デイサービス
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白い木蓮の花の下で
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