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うちの職場はマジでヤバい(潰れる)かも知れない。

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私が働いている職場(放課後等デイサービス)の経営がものすごく怪しい感じになってきた。

放課後等デイサービスって施設に縁のない人はイマイチよく分からないと思うのだけど、放課後等デイサービスは医療や介護と似たようなシステムになっていて、利用者さんが支払うお金以外に点数制度的なものが導入されている。

要するに病院行って保険証使って診察を受けて1000円払ったとしても実際にかかった費用は1000円どころではなくて、自分が支払った金額以外は健康保険組合とか国民健康保険が支払ってますよ…ってアレ。

この3月。福祉サービスは大幅な報酬改定が行われ、放課後等デイサービスの経営は厳しい流れになっている。そして、ただでさえ厳しい流れが来ているというのに職場ではこの春、加算を稼げる有資格者の常勤職員が退職することになった。

どうして資格云々にこだわるのか…と言うと、簡単に説明するとこの業界は「資格者がいるだけでお金が儲かる仕組み」になっているから。逆に言うと、資格者がいなくなると事業所としては減収になってしまう。

私が保育士試験にチャレンジした理由はまさにコレ。「今働いている職場での地位向上」が1番の目的だった。

「そんなに悲観しなくても有資格者の職員さんが増えたら無問題じゃないの?」って話なのだけど、募集をかけても有資格者はなかなか来なてくれないのだ。

そして、私が1番ヤバいと思っているのは「私が就職してから新規利用者さんが1人も来てない」ってこと。

しかもこの春は加点が大きい利用者さんが2人卒業する。それなのに新しい利用者さんは1人もいないのだ。

流石に社長も「これはヤバい…」と思ったらしく春から放課後等デイサービスだけでなく、児童発達支援をはじめることになった。放課後等デイサービスは小学生から高校生のお子さんが対象だけど、児童発達支援は小学生に満たないお子さんが対象の福祉サービス。

私が春から保育士として働ける…てこともあって、もう1人保育士を採用して、児童発達支援にも手を出そう…って訳。

幼稚園・保育園に行っていないお子さんを午前中から来て戴ければ収益が上がるよね…って話だけど、正直なところ利用者さんを集められるとは思えないのだ。

しかも、この春。職場のある同中学校区内に同業者が3つ新規オープンするのだ!

しかも新しく乗り込んでくる事業所は「別の場所で運営してて実績があるので事業拡大で進出してきました」みたいな経営ノウハウを持った剛の者。しかもそのうちの1つはパート先の放課後等デイサービスと方向性が丸っとかぶっている。

……これは冗談ではなく、うちの職場は早晩潰れるかも知れない。

いきなり潰れることはないだろうけど、このままだと先細りするのは見えている。

パート先の社長は良くも悪くも真面目な人。だけど「うちは今までずっと口コミでやってきたから…」と言って、集客に力を入れようとしない。

HPは阿部寛的昭和仕様だし、Twitterもインスタもやってない。その上、この業界では必須アイテムとも言える「リタリコ」だってロクに更新していない。

事業所をはじめた頃は放課後等デイサービスなんてやってる事業所がほとんどなかったので、黙っていて口コミだけでもやっていけたのだろうけど、今はそんな時代じゃない。

ちなみに近隣にも同業の事業所は沢山あるけれど、人気のある放課後等デイサービスは新規申込を「満員で受け入れできません」とお断りしなければならない状況。要するにパート先の放課後等デイサービスは不人気だ…ってことだ。

思うに。うちの職場は職員の質もケアの内容も他に負けていない。だけど宣伝しなさ過ぎだし、建物や設備が古過ぎる。急に設備のテコ入れを出来ない…って言うなら、せめて宣伝に力を入れれば良いのになぁ。

WordPressサイトで良ければ、キッチリそれっぽいの作らせてもらうんだけど。ちなみにHPの強化、Twitter、リタリコは過去に提案するも却下されている。

なんだかんだ言って、今の職場も同僚達も大好きなので、どうにかならないかと思うのだけど、一介のパートにはどうにも出来ない。こうなってくると、後ろ向きな意味で「保育士資格取っといて良かったよね」とさえ思う。

とりあえず職場が潰れても転職先は確実にあるので前向きに生きていきたい。続きを読む→放課後等デイサービスで働く職員達の気持ち。

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