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コロナウィルスに対する危機感の格差。

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ここのところ新型コロナウィルスに対する危機感の格差に驚かざるを得ない。

つい先日「マスクのことばかり考えている」と言う題名の日記を書いたけれど、職場に厚生労働省からマスクが届いた。

マスクと言っても布マスク。そう言えば、マスク不足の対策として、病院には使い捨てマスク。介護等の福祉施設には布マスクが支給されるとニュースで言っていた件だと思う。

職場の上司(放課後等デイサービス管理者)は「これは助かるなぁ。マスク足りなくなってくる頃だし」と言って喜んでいた。

しかし、布マスクって咳エチケット的にはアリだけど、ウィルス対策には役に立たないと聞いている。

先日、職場のマスクの在庫が底を付きそうな件について、上司と話をした。「ところでマスクはどのくらいの値段までなら出せますか?」と。上司の答えはこうだった。

「アスクルで頼んでいたのが50枚で300円程度なんだよね。できれば同じくらいの値段で手に入れたいんだけど」

確かにアスクルで発注していた介護用のマスクは激安だった。だけど一般的なドラッグストアで、普通にマスクを買ったとしても1箱500円から600円が相場なのだ。しかもここ1ヶ月以上、箱マスクなんてお目に掛かったことがない。

先日、友人に教えてもらったマスクは51枚で送料込の2838円。

今までのマスク価格からすると高過ぎるとは思うのだけど、それでもダントツに安い方だと思う。50枚で3000円以下のマスクなんて、楽天でもアマゾンでも見たことがない。

上司は「いざとなったら手作りマスクで~」と言っているので、これ以上どうこう言うつもりはないけれど、内心頭にきてしまった。

残念だけど運が悪ければ施設内にコロナが持ち込まれることになると思う。そうなった場合、施設の特性から考えて最悪事態を免れることは無理だろう。

利用者さんが亡くなった時に「最善の方法で対処していました」と言えない状態でいるのを「仕方ない」で済ませてしまうのは、はどうなんだろうか?

私は四の五の言わずに経営者が自腹切ってでも高額のマスクを買うべきだと思っている。そこケチるところじゃないはずだ。施設の未来を考えるなら高い投資とは思えない。

私はパートのおばちゃんに過ぎないので、これ以上のことは言うつもりはない。最悪の事態に陥ったとしても職を失うだけなのだし、働く場所は他にあるのだから。

職場の上司の危機感のなさに開いた口が塞がらないのだけど「コロナウィルスに対する危機感のなさ」は上司だけのことじゃない。

私と同じく子育て主婦の中にも、こちらがドン引きしてしまうような人もいるし、全国的に見ると、それでも海外旅行に行っちゃう人もいるのだ。

とりあえず私は職場のマスクがなくっなって、手作りマスクだの布マスクだのを使わざるを得なくなったら、自腹で買った使い捨てマスクを使うつもりでいる。

「自分が病気になりたくない」って気持ちよりも「自分が持ち込むのが嫌だ」ってことと「最悪の事態に見舞われた時に、自分は出来る限りの対策していました」と胸を張っていたいから。

……って、もしかしたら私は神経質になり過ぎなんだろうか?

正直わけが分からない。

…なんて日記を書いていたら、政府から全ての世帯に布マスクが2枚、配布されると言うニュースが飛び込んできた。

布マスク2枚。本当にわけが分からない。続きを読む→緊急事態宣言と時短勤務の解除。

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