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書評

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戦友の恋 大島真寿美 角川書店

いきなりこんな感想を書くのはどうかと思うのだけど、ちっとも面白くない作品だった。 働く女性が主人公の話。主人公は漫画の原...

すりばちの底にあるというボタン 大島真寿美 講談社

大島真寿美の作品を読むのはこれで3冊目。 3冊目にして初めて「おっ。この作家さんはいいかも」と思った。 以前、読んだ2冊...

ふじこさん 大島真寿美 講談社

表題作を含む短編3作からなる作品集。 どの作品も「少女」が主人公だった。小学生だったり、高校生だったり。「いまどきの」あ...

チョコリエッタ 大島真寿美 角川書店

犬になりたい17歳女子チョコリエッタ(日本人)の物語。 主人公のチョコリエッタがちっとも好きになれなかった。あれは「17...

将棋の子 大崎善生 講談社

『赦す人』がとても良かったので10年以上ぶりに再読してみた。 この読書録に書いていなかったのはHPを始める前に読んだから...

赦す人 大崎善生 新潮社

前回『ユーラシアの双子』を読んだ時「読むに耐えない。作者の作品から卒業するかも知れない」なんて事を思っていたのに、きちゃ...

ランプコントロール 大崎善生 中央公論新社

今回の作品は私には無理だった。「大崎さん。どうしちゃったの?」と泣きたくなってしまうほどに駄目だった。 私は大崎善生の作...

Railway Stories 大崎善生 ポプラ社

題名からすると「鉄道にまつわる短編集」ってことなのだと思うのだけど「それほど鉄道は関係無いのでは?」と言う話も沢山ある短...

存在という名のダンス(上・下) 大崎善生 角川書店

「作者久しぶりの新作! しかも上下巻!」…と言うことで、ワクワクして手に取った。 そして面食らった。今までと作風が全く違...

ディスカスの飼い方 大崎善生 幻冬舎

大崎善生の作品は、比較的たくさん読んでいて「好きだ」と思う率が高い。話が面白いというよりも大崎善生の人生観や世界観が好き...

スワンソング 大崎善生 角川書店

最近、大崎善生が大好きになっていて「たぶん、私は彼の作品を一生読み続けるのだろうなぁ」と思うほど、しっくりと肌に合うよう...

傘の自由化は可能か 大崎善生 角川書店

どうやら私は、大崎善生と非常に相性が良いみたいだ。 激烈に好きというほどではないし、読んだ作品だって「読んだ後から内容を...

優しい子よ 大崎善生 講談社

久しぶりに本を読んで涙ぐんでしまった。しかも、ボックスシートで人がいなかったとは言え電車の中で。それくらい、心に響いた。...

タペストリーホワイト 大崎善生 文藝春秋

不意打ちを喰らってしまった。「やられたなぁ」って感じ。 物語の筋書き自体は、ありきたりで唐突なのに、グッっときてしまった...

孤独か、それに等しいもの 大崎善生 角川書店

「私、けっこう好きかも知れない」なんて事を読むたびに思う。 大崎善生の書く作品(特に恋愛小説)は、読んだ瞬間から忘れてし...

別れの後の静かな午後 大崎善生 中央公論新社

大崎善生んの書く話は、どれを読んでも同じ気がする。 彼に静かで哀しい空気を書かせたら、たまらない。「静謐な」という形容詞...

ロックンロール 大崎善生 マガジンハウス

大崎善生の作品は、何かと好きだ。行き場の無さ加減がシミジミとよい。 何冊か読んでみたけれど「ああ良い作品だった」と思うこ...

ドナウよ、静かに流れよ 大崎善生 文藝春秋

『ドナウよ、静かに流れよ』はノンフィクションの悪い部分が存分に発揮されているなぁ……という印象の1冊だった。 私にとって...

九月の四分の一 大崎善生 新潮社

なかなか面白かったし良い作品だと思った。短編小説が4本収録されているのだがハズレが無かったように思う。 もちろん「ものす...

聖の青春 大崎善生 講談社文庫

29歳の若さでこの世を去った棋士、村山聖について書かれたノンフィクション。 しかし私はこの作品を読むより先に、この作品が...

アジアンタムブルー 大崎善生 角川書店

大崎善生は初挑戦の作家さん。 題名になっているアジアンタムは観葉植物である。個人的に好きな植物なのだが、現物はブルーと言...
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