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本の感想

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ヒカリ文集 松浦理英子 講談社

松浦理英子の作品を読むのは『最愛の子ども』以来で5年ぶり。松浦理英子と言えば、ずっと前から第一線で活躍している印象がある...

月の光の届く距離 宇佐美まこと 光文社

予期せぬ妊娠の末、中絶できるタイミングを逃してしまった女子高生の物語で「長編ミステリー」として売り出されていたけど、まっ...

どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2 宮口幸治 新潮新書

『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2』は『ケーキの切れない非行少年たち』の続編的な作品。便宜上「...

京大少年 菅広文 講談社

『京大少年』はベストセラーになった『京大芸人』の続編とのことだけど、実は私。『京大芸人』は読んでいない。 『京大少年』を...

ミラーワールド 椰月美智子 角川書店

ちょっと待ってよ椰月美智子。どうしちゃったの、この雑な仕事っぷりは? 『ミラーワールド』は近未来で「男女の役割が逆転して...

レンタルフレンド 青木裕子 集英社

青木裕子は初挑戦の作家さん。だけど、図書館の新刊コーナー等でなんとなく名前に見覚えがあって、なんとなく借りてみた。 『レ...

ミーツ・ザ・ワールド 金原ひとみ 集英社

芥川賞作家、金原ひとみが腐女子を主人公の小説を書いたと聞いたので、意気揚々と手に取ってみた。 主人公の由嘉里は焼き肉を擬...

水たまりで息をする 高瀬隼子 集英社

『水たまりで息をする』は第165回、芥川賞候補作。候補作止まりで受賞には至らなかったものの、かなり良かった。 私はまった...

ブラックボックス 砂川文次 講談社

『ブラックボックス』は第166回芥川龍之介賞の受賞作。作者の砂川文次は元自衛官とのこと。『ブラックボックス』の主人公も元...

遠慮深いうたた寝 小川洋子 河出書房新社

『遠慮深いうたた寝』は小川洋子、久々のエッセイ集…とのことだけど、まったくチェックしておらず、図書館の棚に知れっと並んで...

翼の翼 朝比奈あすか 光文社

『翼の翼』は中学受験をテーマにした作品と聞いたので手に取ってみた。 我が家は中学受験をしなかったので、中学受験なんて私に...

ブルースRed 桜木紫乃 文藝春秋

『ブルースRed』は直木賞作家である桜木紫乃かデビュー20周年を記念して出版された作品。 桜木紫乃は『ホテルローヤル』で...

ミシンと金魚 永井みみ 集英社

『ミシンと金魚』は第45回すばる文学賞受賞作で「芥川賞候補になるのでは?」と話題になっていた作品。 『ミシンと金魚』は結...

我が友、スミス 石田夏穂 集英社

『我が友、スミス』は第166回芥川賞候補作。残念ながら候補に上がっただけで受賞には至らなかったけれど「知らない作家さんの...

哲学の蝿 吉村萬壱 新潮社

『哲学の蝿』は芥川賞作家、吉村萬壱の自伝的エッセイ…とのことだけど、どこまでが本当でどこまでが創作なのか混乱してしまった...

臆病な都市 砂川文次 講談社

砂川文次は初挑戦の作家さん。元自衛官で『ブラックボックス』で第166回芥川龍之介賞を受賞している。 『ブラックボックス』...

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2 ブレイディみかこ 新潮社

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の続編が出た…との噂を聞いて、図書館で予約をしたのだけれど、大人気作品のよ...

絞め殺しの樹 河﨑明子 小学館

河﨑明子はここ数年、個人的に激推し作家として追いかけていた人だけど、正直今回はガッカリだった。 「河﨑明子は必ず直木賞を...

あさひは失敗しない 真下みこと 講談社

『あさひは失敗しない』は毒親をテーマにしたミステリ小説。 作者の真下みこと第61回メフィスト賞を受賞し、2020年作家デ...

ケーキの切れない非行少年たち 宮口幸治 新潮新書

『ケーキの切れない非行少年たち』は一時期ちょっとした話題になってベストセラーだった気がするけれど、なんとなく今まで手に取...

ふたご 藤崎彩織 文藝春秋

予備知識ゼロで図書館で題名に惹かれ、中身をパラッとしただけで借りてみた。 創作の世界において「ふたご」をテーマにした作品...
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