「や」の作家

自分の知らない世界を垣間見るのは楽しい。『女官 明治宮中出仕の記』は明治天皇と皇后に仕えた最年少女官の手記。なんとなくだ...

お久しぶりの山田詠美。前回読んだのは2015年と随分前の話。 山田詠美と言えば私の中ではなんとなく「学生が主人公の小説を...

山吹静吽は『迷い家』で第24回日本ホラー小説大賞優秀賞受賞した作家さん。『迷い家』がけっこう良かったので2作目も読んでみ...

ちょっと待ってよ椰月美智子。どうしちゃったの、この雑な仕事っぷりは？ 『ミラーワールド』は近未来で「男女の役割が逆転して...

お久しぶりの山口恵以子作品。一時期、ガッツリとハマっていたけれど『食堂のおばちゃん』シリーズ以降、食べ物小説が多くなった...

『空芯手帳』は第36回太宰治賞受賞作。題名になっている「空芯」とは偽装妊娠と紙管（主人公は紙管会社で働いている）ことの暗...

ちょっと待ってよ椰月美智子。直木賞を差し上げた過ぎる。 初めて読んだ『伶也と』が衝撃的だったので、なんとなく追いかけてい...

山下紘加の作品を読むのは『ドール』に続いて2冊目。 『ドール』はいじめられっ子の男子中学生がダッチワイフに恋をする物語だ...

図書館で表紙絵に惹かれて思わず表紙借りしてしまった。作者の谷津矢車（やづやぐるま）は初挑戦の作家さん。 日本人なら誰でも...

私は山崎ナオコーラの作風が好きじゃなくて、前回読んだ『偽姉妹』では「山崎ナオコーラの作品はこれを限りに卒業しようと思う」...

山口恵以子は『食堂のおばちゃん』シリーズ以降、「食べ物小説の人」って感じになっていたけれど、今回は久しぶりに食べ物ネタで...

最近、小中学生の間でショートショートが流行っているらしい。 書店でショートショートの作品が平積みになっていたので気になっ...

心に刺さる本だった。ただし、男性が読んだところでちっとも面白くないかも知れない。 主人公は働く主婦。夫と保育園に通う2人...

この本に関して私は1つも良い事を書かないので、山崎ナオコーラさんが好きな方はここから下を読まない方が良いかと思う。 それ...

初挑戦の作家さん…と思いきや、乙一の別名での作品だった。乙一はいくつかペンネームを持っているらしい。 図書館の新刊コーナ...

久しぶりの山口恵以子。『食堂のおばちゃん』シリーズが大好きなので、これも間違いないだろうと期待して手に取った。 結論から...

『迷い家』は第24回日本ホラー小説大賞優秀賞受賞作。ツイッターの評判を見ていたら読んでみたくなって手を取った。 舞台は第...

私にとって作者山口恵以子は最近の言葉を使うなら、ここ数年の「推し」なのだけど残念ながら今回の作品は面白くなかった。 好き...

山内マリコは初挑戦の作家さん。題名に惹かれて手に取った。 家柄の良い筋金入りのお嬢様が婚活する話……だと思って読み進めて...

予備知識無しで手に取ってみた。私小説的作品…なんだろうか。 作者、山下澄人のことも、作品のことも全く知らずに読んだのだけ...

面白かった！　大河ロマン好きな方には是非ともオススメしたい。 昭和初期から平成にかけて繰り広げられる2人の女の物語。『早...