ま行の作家

ここのところ、どうしようもなく落ち込んでいるので久しぶりに『続 泥流地帯』を手にとってみた。続 泥流地帯は、もう何度も読...

この作品を読んだのは中学生の頃。しかも、はじめて買った文庫本だったので、やたらと思い入れの深い１冊だ。この『塩狩峠』は私...

この作品は『泥流地帯』と『続・泥流地帯』の２冊１組。私が初めて『泥流地帯』読んだのは、10代だった。当時は真摯に生きる人...

キリスト教作家である三浦綾子が晩年に記したエッセイ集である。他の著作同様、宗教色が濃い上に、エッセイとしては面白みに欠け...

万城目学の作品を読むのははこれで２作目。『プリンセス・トヨトミ』は１作目と同じで「現代日本を舞台にしたファンタジー小説」...

現代日本、京都を舞台にしたファンタジー小説。真面目な小説だと思って読むと吃驚するかも知れないけれど、最初からライトノベル...

私は「トキワ荘」にまつわる話が好きだ。トキワ荘とは？トキワ荘（トキワそう）は、東京都豊島区南長崎三丁目（住居表示16番6...

相変わらずのぶっ飛び設定だった。今回のテーマは「変態・アブノーマル」だと思う。作者の作品は変態臭がして、ファンにとっては...

どうやら私は真梨幸子の作品と相性が良いみたいだ。ミステリー系の小説はとんと苦手なのだけど、真梨幸子の作品ならサクサク読め...

ものすごくインパクトのある表紙の本だった。小説や少女漫画の表紙と言うよりも、むしろ子供の頃、夢中になった「お姫様ぬりえ」...

私は「いわさきちひろ」の描く子供の絵をとても愛している。自分が好きだから、そんな風に感じるのかも知れないが、いわさきちひ...

松本清張は大御所と呼ばれる作家さんなのに、いままでほとんど読んだことが無かった。随分前に『鬼畜』を読んだくらい。もともと...

ＮＧＯ団体で働く女性と、プロの人道支援者男性の物語。コソボ、コンゴ、ニューヨークが舞台になっていて「世界」を感じさせてく...

演劇関係者特有の「悪い部分」がふんだんに盛り込まれた作品だなぁ……と言う印象の作品だった。前回読んだ『クワイエットルーム...

悪趣味な感じの悪趣味な読み物だと思う。精神病院の閉鎖病棟に強制入院させられた女性の物語なのだけど、こういう類の物を読んで...

松浦理英子の作品を読むのは何年ぶりだろう。はじめて『ナチュラルウーマン』を読んで衝撃を受けて以来、すっかりお気に入りの作...

失踪した父親が残した農園（市で貸し出している賃貸農園）で野菜を育てる娘の物語だった。娘は今時の女子高生で、家庭菜園なんて...

松井雪子は初挑戦の作家さん。図書館で『刺繍天国』の表紙に惹かれて、表紙借りした。本を読んでから知ったのだけど、元々は漫画...