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鴨川ホルモー 万城目学 産業編集センター

現代日本、京都を舞台にしたファンタジー小説。

真面目な小説だと思って読むと吃驚するかも知れないけれど、最初からライトノベルだと思って覚悟して読めばそこそこ面白いと思う。

ファンタジー世界が大丈夫な人にはお勧めしたい。

もっとも、ファンタジーと言っても「剣と魔法」の世界ではなく、和製ファンタジーの世界。陰陽道とか妖怪とか式神とか、そういう感じ。

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鴨川ホルモー

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ザックリとこんな内容
  • 主人公は京都大学へ入学したばかりの新入生。
  • 「京大青竜会」というサークルの勧誘を受け、新歓コンパに誘われる。最初は入会する気はなかったのだが、女の子に一目惚れしたので「京大青竜会」に入会することに。
  • 「京大青竜会」はゆるふわサークルではなく鬼や式神を使って争う謎の競技「ホルモー」で戦うために集められたことを知らされ、主人公はホルモーの世界に引きずり込まれていく。

感想

『鴨川ホルモー』はファンタジー小説であると同時に、青春小説なのだと思う。むしろ青春小説の要素の方が強いかも知れない。

主人公は大学一年生。恋あり、友情あり、若者特有の「人生の悩み」あり。なかなか盛り沢山。

ただ、この作品を読んで感動しようとか、何かを得ようとか言うのか難しいかも知れない。サラッっ読んで軽く笑うのが良いと思う。

物語の前半は少しテンポが悪いのだけど、中盤以降は話に勢いがあってサクサク読めた。

深い内容の話ではないけれど、エンターテイメントとしてはかなり出来が良いし、何よりも主人公達が「大学生」であるってことで、ちょっと弾け過ぎているのも「まぁ、いいか」と思えてしまう。

ありがちと言えばありがちな恋愛劇・友情劇ではあるけれど、青春という時期をとっくの昔に通り過ぎてしまった人間には「むしろ、それがいい」と思えた。

ただし現役の大学生が読むと小っ恥ずかしくて読んでいられないかも知れないなぁ…とは思った。

青春小説ではあるけれども「過ぎ去りし日々を懐かしむ」ために読む作品のような気がする。要するにそれくらい青臭いってことだ。

ノリは軽いけれど、なかなか楽しめたので、作者の他の作品も読んでみたいと思う。

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白い木蓮の花の下で
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