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「戦火のなかの子どもたち」物語 松本猛 新潮社

私は「いわさきちひろ」の描く子供の絵をとても愛している。

自分が好きだから、そんな風に感じるのかも知れないが、いわさきちひろの絵のファンは多いような気がするし、少なくとも「いわさきちひろの絵って大嫌いなんですよね」なんて人とは遭遇したことがない。

人それぞれに好みがあるので「万人に好かれる」ってことは、有り得ないと思っているのだけれど、いわさきちひろは「極稀に、幅広く好かれるってことはあるのかも知れない」と感じさせてくれる貴重な人だ。

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「戦火のなかの子どもたち」物語

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戦火にさらされた子どもたちの心の傷を描いた絵本「戦火のなかの子どもたち」。作者のいわさきちひろが、自らの戦争体験をふまえて、戦争についてどう考えて、何を語ろうとしたのかを、いまの時代にもう一度問い直す試み。

アマゾンより引用

感想

この作品は、いわさきちひろがベトナム戦争時の子供たちを描いた絵本『戦火のなかの子どたち』の制作秘話……のような位置づけ。

いわさきちひろが、どのくらい子供好きな人だったのかを垣間見ることが出来た。

絵を描く時、自分が書いている絵(子供)に語りかけていたというエピソードは「なるほどなぁ」と頷いてしまった。

いわさきちひろの描く子供の絵は、単純に可愛らしいだけどでなく、意思や感情が感じられるものが多いので。

先日ロシアで悲惨な事件があり、私もWeb日記にでも、意見を書こうかと思いつつ、何を書いても薄っぺらなものになりそうな気がして書かずじまいに終わってしまったのだが、自分の意見を何らかの形で「表現する」というのは大切なことなのだなぁ……と、この作品を読んで再確認した。

どんな事でも黙っていては伝わらないの。外に向けて表現するのは大切なことだと思う。

私は「子供」が好きだ。自分自身は独身で、子供を持つ予定もないので「本が好き」とか「甘いものが好き」とかいうレベルに過ぎない「好き」ではあるが、好きなものには良い状態でいて欲しいと単純に思う。

戦争は最悪だ。

しかし「戦争反対!」と単純に叫ぶには、躊躇してしまうところがある。もちろん戦争を肯定するつもりはない。自分は何もしないのに口先だけ「反対」を唱えるのはどうなのかな…と思うと、声高には言い難いところがあるのだ。

ただ、この前のロシアの事件のようなことは勘弁してやって欲しいと単純に思う。「それが戦争ってものだよ」と言われてしまえば、それまでなのだが。

色々なことを考えさせられた1冊だった。

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白い木蓮の花の下で
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