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トキワ荘実録 -手塚治虫と漫画家たちの青春 丸山昭 小学館文庫

私は「トキワ荘」にまつわる話が好きだ。

トキワ荘とは?

トキワ荘(トキワそう)は、東京都豊島区南長崎三丁目(住居表示16番6号、完成当時の住所表記は豊島区椎名町五丁目2253番地)に1952年から1982年にかけて存在した木造アパート。手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫ら著名な漫画家が居住していたことで知られ、漫画の「聖地」として豊島区により復元施設の建設が進められている。

ウィキペディアより引用

世代的にはトキワ荘の人々とは離れているし、物心ついた頃、トキワ荘の人々はすでに仰ぎ見るような存在だったのだけれど藤子不士雄A氏の描いた『まんが道』などは今でも大好き。

そしてトキワ荘の人々の漫画が好きだから「楽屋ネタ」のような話に惹かれてしまう……という部分もある。

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トキワ荘実録 -手塚治虫と漫画家たちの青春-

「手塚先生が逃げた!」かんづめの旅館から隙を見て映画館へと逃亡する天才漫画家と担当編集者の虚々実々のやりとりや、原稿取りの苦労話…

戦後児童雑誌の隆盛期、現役編集者として若き日の石ノ森章太郎、赤塚不二夫、水野英子などを育て、彼らの夢の砦・トキワ荘に出入りした著者の軽妙な語り口による回想記。

「当時のトキワ荘をまさにありのままに描いた本」(水野英子)の増補改訂新版。関係年表と登場人物小伝つき。

アマゾンより引用

感想

この作品は題名通り手塚治虫と、その後に続く漫画家達の青春を描いた作品。それと同時に、漫画を愛し、漫画家達と共に漫画を作った編集者の物語でもあった。

個性的な漫画家さん達が語られる中に、編集者(作者)の横顔がチラチラと見えるようで、その辺がとても良かった。

往年のビックスターを描いた作品というのは、とかく「昔は良かった」と懐古に走りすぎてウザったくなるものも多いが、この作品はその辺の匙加減が上手くいっているように思う。

昔語りには違いないのに、なんとなく鮮度を感じる言うか。「新しいことをしたい」「面白い漫画を作りたい」という追い風が作品に漂っていたからだろうか。それとも「過酷な締め切り」の話でさえも楽しげに語られていたからだろうか。

それにしても、自分の好きな仕事ができて、昔を語れる仲間のいる人ってのは良いなぁ。

私もいつか、そうなりたいと思う。群れるのではなく、集う関係を羨ましく思った。

作者り丸山昭は出版界の人ではあるけれど、プロの物書きではないので、上手い文章だとは言い難いが、漫画好きにはオススメしたい1冊である。

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白い木蓮の花の下で
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