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は行の作家

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高瀬川 平野啓一郎 講談社

欝になってしまった。自分には読解力がないのかと思って。サッパリ良さが分からなかった。「お願いです。誰かこの作品の良さを教...

一月物語 平野啓一郎 新潮社

1冊、読み終えるのに、ひどく時間が掛かってしまった。力技でもってなんとか読み伏せることが出来たのだけれども途中で何度も投...

総統のストラディヴァリ ひのまどか マガジンハウス

ほどほどに面白かったが、微妙にパンチが足りない感じの作品だった。 物語の筋書きは、ほぼタイトル通り。バイオリンの名器と言...

あの夕陽・牧師館 日野啓三短編小説集 日野啓三 講談社文芸文庫

久しぶりに「文学」ちっくな作品を読んだ。 読みやすい作品、軽めの作品を読むたびに「読み応えのある作品が読みたいなぁ」と思...

赤土に咲くダリア 日原いずみ ポプラ社

日原いずみ『赤土に咲くダリア』を読んだ感想をご紹介します。『赤土に咲くダリア』は日原いずみの自伝的小説とのこと。初見の作家さんなので、前知識ゼロの状態で読みました。ザックリしてあらすじと個人的な感想など。

ジェリー・フィッシュ 雛倉さりえ 新潮社

所帯持ちになってから、本は1度図書館で読んでからしか買わないようにしているのだけど、この作品は試し読みをせずに購入した。...

天空の犬 樋口明雄 徳間書店

『天空の犬』は南アルプスの山岳救助隊の物語。ヒロインが相棒の救助犬と共に着任したところから物語がはじまる。 山好き、犬好...

キオスクのキリオ 東直子 筑摩書房

主人公は題名の通りキオスクで働くキリオ。いかにも冴えない中年男で、キリオの周囲で起こる出来事を連ねた短編連作集。 通勤や...

白夜行 東野圭吾 集英社文庫

ドラマ化で書店に平積みされていたので、今さらながら読んでみた。 こういうタイプの小説は「ノワール小説」と言うらしい。読ん...

秘密 東野圭吾 文藝春秋

映画化されて巷では評判が良かったみたいだけれど、まったくダメだった。 「乗り移り話」ってのはダメなのかも知れない。そもそ...

血と聖 坂東眞砂子 角川書店

物語の舞台はルネサンス期のイタリア。 裕福な家の我がまま娘と若き修道士の恋だの、奇跡の力を持つ囚われの修道士だの、面白そ...

神祭 坂東眞砂子 岩波書店

四国を舞台にしたホラー小説を集めた短編集。 坂東眞砂子お得意の題材ともいえる「村」だの「伝承」だの「祭り」だのが盛り沢山...

楽園のカンヴァス 原田マハ 新潮社

面白くて一気読みしてしまった。 発売発売当時、流行っていたのは知っていたけれど、どうして読まなかったのか不思議に思うほど...

ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言 原田マハ NHK出版

特に前知識無しで手にとったのだけど思いがけず面白かった。 ジョルジュ・サンド好き、あるいはタピスリー『貴婦人と一角獣』が...

下流の宴 林真理子 文春文庫

数年前に流行った作品をいまさらながら読んでみた。当時、流行ったのも理解出来るなぁ……と言う面白さではあった。 こういう下...

野ばら 林真理子 文春文庫

宝塚の女優さんと、雑誌記者の女2人の恋の話。 歌舞伎役者だの、銀行マンだのが出てきて、お話自体は華やかだったのだけど、読...

食べるたびに哀しくって… 林真理子 角川文庫

最近は『美女入門』などが有名で「食べるのが大好き」というイメージが薄くなってきている林真理子だが、こういう作品を読むと「...

年下の女友だち 林真理子 集英社

林真理子の作品はけっこう好きだったりする。 女性のしたたかさ、強さ、嫌らしさを、鮮やかに書いてくれるところが、お気に入り...

文学少女 林真理子 文藝春秋

林真理子はずっと読まず嫌いをしていた作家さんなのだが『本を読む女』を読んで「こりゃ、ただの流行作家じゃないかも」なんて思...

北岸部隊 林芙美子 中公文庫

この作品は第二次世界大戦の時に書かれた林芙美子の従軍記で私が手に取ったのは「伏字復刻版」だった。 第二次世界大戦中、多く...

インターセックス 帚木蓬生 集英社

題名のインターセックスとは両性具有の人のこと。 「半陰陽」とか「ふたなり」とか言われていて、身体の性と心の性が反対になっ...
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