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全世界のデボラ 平山瑞穂 早川書房

はじめて読んだ『桃の向こう』と作風が違っていて面喰ってしまった。

早川書房なのだからSFなのは想定していたけれど、気持ち悪い系(?)のSFだった。真面目な話ばかりなのだけど、どことなく淫靡な雰囲気もあり、好きな人にはたまらないだろうなぁ……とは思う。

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全世界のデボラ

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浮遊バクテリアが建物を侵蝕し、情報伝達物質により政府が国民統制する都市を舞台に、主人公と女友達の曖昧な一夜を描いた表題作、“野天人”だったという叔父の後妻をめぐる少女の回想「野天の人」、“町”に侵入してくる悪魔と戦う公社職員の挫折と希望「駆除する人々」ほか、期待の幻想小説作家による硬質にしてフェティッシュな7篇を収録。

アマゾンより引用

感想

私は嫌いではないけれど好きではない世界だった。もっとも、あまりSFは読まないので較べようがないのだけれど。

短編集なので、いくつかの作品が収録されているのだけれど、その中では『野天の人』は好みだった。SFと言うよりは、小川洋子的ファンタジーのノリ。

主人公と「野天人」と呼ばれた風変わりな伯母の物語で、野天人の変人っぷりと言うか、自分本位な生き方が、ちょっと面白いと思った。

オチは決して気持ちの良いものではないのだけれど、SFだしアリかなとは思う。

一般的にホラーとエロは切っても切り離せない関係にあると言われるけれど、SFもそういう要素があるのだろうか?

どの作品も何気に淫靡だった。「どこが?」と問われても、的確には答えられないのだけれど、作品をに漂う雰囲気がどうにもこうにも。

想像してた物と違っていたので吃驚したけれど、ある意味面白かった。

ただ好きか嫌いかを問われると「好き」とは言い難いのも事実。不条理な話とか、淫靡な話が嫌いではないのだけれど、ちょっと私の好みからは外れているので。

はじめて読んだ作品が良かったので続けて読んでみたけれど、この路線ならお腹一杯。よほど気が向かないと3冊目には手が出ないだろうと思う。

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白い木蓮の花の下で
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