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鉄輪 藤原新也 新潮社

恋に落ちてしまった……藤原新也の作品に。ほとんど、ひとめ惚れのような勢いでもって。

「こういうのが見たかった」という形が、そこにはあった。今まで知らなかったのが不思議なくらい。

足繁く通いつめているHPの管理人さんが、藤原新也の大ファンということで、その名前に見覚えがあり「1度、目を通してみてもいいかも」と思って手に取ったのがキッカケだった。

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鉄輪

家の破産で無一文になって流れ着いたのは、おびただしい湯煙が上がり、入湯貸間旅館が立ち並ぶ、別府温泉鉄輪。郷里も友も恋も失った高校生の私の、切ない思春期を映し出す自伝小説+写真。

アマゾンより引用

感想

一応自伝小説ということになっているけれど、小説という感じではない。写真が半分。文章が半分。

文章は小説というよりも、その人の思い出の一部をハサミでパツッと切り取ったような感じ。遠くの景色を望遠鏡でみているような、そんな錯覚を感じる文章である。

写真は風景から、街の様子、空、看板と雑多である。

作者、藤原新也の目に触れたもので「なんだか心に残ったもの」を、紹介してもらっているような選定で、なんだかやけに懐かしい感じがした。

もしも私に絵心があったら、こんな絵を描きたいのだと思う形が写真に映し出されていて、ひどく驚いた。

生きているような、死んでいるような、なんとなく不安定で曖昧だけど「なんかいいよね。こういうの」という写真だった。

好き過ぎる……。ツボ過ぎる……。

こんなに直撃で夢中になった作品は久しぶりだ。たぶん昨年夢中だった『山頭火随筆集』以来のことだ。

おもえば2つとも、どこかノリが似ているような気がするなぁ。たぶん、その辺が私のツボということなのだろう。

今は大興奮絶賛中なので、気の効いた感想が書けないのだけど藤原新也の作品は、できる限りズイズイ行きたい。

この作品と出会うキッカケを作ってくださったKさんに深く感謝したい。

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白い木蓮の花の下で
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