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か行の作家

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タタド 小池昌代 新潮社

小池昌代の感性、すごくいい……と言うか、私の感性にピッタリと沿って気持ちがいいような恐いような。読んでいて空恐ろしいもの...

感光生活 小池昌代 筑摩書房

『感光生活』は15作からなる短編集。作者の小池昌代は私にとって初挑戦の作家さんだ。詩人で翻訳家とのこと。小池昌代がこの短...

アブラクサスの祭 玄侑宗久 新潮社

ヤバイよ。玄侑宗久の作品はヤバ過ぎる。読んでいると、うっかり自殺したくなってしまう。ちなみに私は身内に自殺者がいるので、...

中陰の花 玄侑宗久 文藝春秋

禅宗の僧侶である主人公と妻。そして拝み屋の婆さまを軸にした物語。題名になっている「中陰」とは、この世とあの世の中間地点の...

陰日向に咲く 劇団ひとり 幻冬舎

今さらながらのベストセラー本。図書館で予約していたのが、やっと手元に届いた。「お笑い芸人に小説が書けるのかな?」という好...

万寿子さんの庭 黒野伸一 小学館

短大を出て社会人になったばかりの20歳のヒロイン京子と「意地悪ばあさん」を地でいくような78歳の万寿子さんとの物語。20...

蟋蟀 栗田有起 筑摩書房

栗田有起作者はいったいどこへ行こうとしているのだろう?不思議系の話を書く人って、油が乗ってくると暴走して意味不明の物語を...

オテルモル 栗田有起 集英社

栗田有起の作品は嫌いじゃない。嫌いじゃないけど物足りない。感覚とか、設定はすごく好みなのだけど1冊の読み物として評価する...

ハミザベス 栗田有起 集英社

今回の作品は、駄目だった。前回読んだ『お縫い子テルミー』がツボにハマったので「この作者とは、もしかすると生涯の友になるか...

お縫い子テルミー 栗田有起 集英社

表題作と他1編。今風に言うなら「ありえねぇ」ってほどに、ズボッっとハマってしまった。表題作の『お縫い子テルミー』はかなり...

遠い旋律、草原の光 倉阪鬼一郎 早川書房

美貌の女性指揮者と不治の病と戦う画家の青年が彼らの祖父母から続く因縁と謎を解き明かしつつ、それぞれに成長し恋に落ちていく...

最後の晩餐―久米宏対話集 久米宏 集英社

ニュースステーションの人気コーナーだった「最後の晩餐」を1冊の本にまとめた対話集。「明日死ぬとしたら最後に食べる食事は何...

調律師 熊谷達也 文藝春秋

音を匂いとして感じることの出来る「共感覚」という特殊な能力を持った調律師をめぐる連作短編集。東日本大震災後を挟んで物語が...

稲穂の海 熊谷達也 文藝春秋

昭和40年代の日本を舞台にした物語ばかり集めた短編集。あまり期待せずに読んだのだけど、予想外に良かった。私は今までずっと...

いつかX橋で 熊谷達也 新潮社

第二次世界大戦、終戦直後の仙台を舞台にした長編。熊谷達也は戦争を知らない世代のはずなのに、よくぞこの時代を臨場感たっぷり...

ウエンカムイの爪 熊谷達也 集英社

北海道が舞台の熊物語だった。動物写真を撮るカメラマンと熊を研究する人々、ハンター、アイヌの血を惹く女性達がウエンカムイ(...

漂泊の牙 熊谷達也 集英社

熊谷達也は2004年の直木賞を受賞した作家さんなので初挑戦してみた……のではなくて、某兄さんが、以前から熱く語っていたの...

晴天の迷いクジラ 窪美澄 新潮社

死にたくなっちゃった3人が、とある入江に迷い込んで立ち往生しているクジラを観に行って立ち直る物語。なんとなく題名からもハ...

犬に埋もれて 久世光彦 小学館

作者の愛犬の写真と、犬にまつわるエッセイ1冊にまとめた作品。「私はある日、犬に埋もれて死ぬだろう」という一文に、やられて...

曠吉の恋 昭和人情馬鹿物語 久世光彦 角川書店

やっと、久世光彦の作品から卒業出来ると安堵した。やっと、納得のいく作品に出会えたような気がする。もっとも『早く昔になれば...

有栖川の朝 久世光彦 文藝春秋

いつだったか、ちょいと前にあった詐欺事件をモデルにした小説。皇室ゆかりの人間になりすまして、結婚式をしてご祝儀をちょろま...
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