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今、なにしてる? 角田光代 朝日新聞社

先に読んだ『これからはあるくのだ』が面白かったので、続けてチャレンジしてみたのだけれど、これはちっとも面白くなかった。

恋愛と読書についてのエッセイ集。詰まらなくて、退屈で、1章読む毎にうつらうつらとうたた寝をする始末。

文章が悪いわけでも、内容に問題がある訳でもない。これは単純なる嗜好の相違。私が選ぶべき本ではなかったのだと思う。

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今、なにしてる?

『恋愛プリズム』『恋の言葉に溺れるな!』など好評の恋愛論、朝日新聞連載の『本と一緒に歩くのだ』ほか、今、30代の同世代を中心に、圧倒的な共感と支持を得る注目の直木賞受賞作家による、ちょっぴりせつない恋愛と旅と本をめぐるエッセー集。

アマゾンより引用

感想

敗因は、この作品が『恋愛論』だった……ということだ。

人の恋愛話は面白い。ゴシップ誌をめくる楽しさがある。だが、人の恋愛論は詰まらない。高尚な哲学書を紐解く退屈さがある。今回の失敗は、そこに尽きる。

恋愛にのたうちまわっている話だの、あるいはラブラブ馬鹿エッセーだったら楽しく読めたのだろうが『恋愛論』ではなぁ。

「へー、そうですか。そいつは、なんですなぁ。ご苦労さまですなぁ」というくらいの感想しか持てなかった。

ほとんど面白くなかったのだけれど、1つだけ共感できるエピソードがあった。

恋人(夫婦間でも良い)と関係を長く続けるにあたっては「食べ物の相性」は大切である…という話。これには激しく同意する。

私もまったく同じことを考えたことがあるのだ。恋人に限らず、友人でも食の好みがどうしようもないほど食い違っている人とは、深く付き合えない気がする。

私ごとだが、性格も考え方もまったく違うのに、つかず離れず関係が続いている前職場元・同僚と私は、気持ち悪いくらい食べ物の嗜好が似ていた。

もしかしたら私と彼女との間には「食べ物への思い出」しかないんじゃないかと思うほど。他の嗜好が食い違っていても、食べ物の嗜好が似ていたら、そこそこ愉快なやっていけるような気がする……というのは言いすぎだろうか。

1つのエピソード以外は、まったくもって詰まらなかった。

恋愛論が嫌いという部分もあるが、読書の話についても、ありがちな話ばかりで新しい発見が見られなかったのだ。

自然体な感じが作者の魅力だと思うのだが、私はどちらかというとキワモノ好きなので物足りなく感じてしまった。

性格の不一致……ではなく、嗜好の不一致が敗因となった1冊だった。

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白い木蓮の花の下で
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