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ワイルドな長芋。

娘は山芋とか長芋の類が大好きなのだけど、トロロにすると口や喉が痒くなるので食べる事が出来ない。

短冊にして焼いたり揚げたりすると大丈夫。

アレルギーなのだと思うけれど「トロロはNGだけど、塊だったらOKって、どう言う事なんだろう?」と不思議に思っていた。

今まではなんとなく「摩り下ろしたトロロのネバネバ成分が駄目なんだろうなぁ」と勝手に思っていたのだけれど、調べてみると長芋や山芋に含まれる「シュウ酸カルシウム」と「アセチルコリン」が痒くなる原因だと分かった。

しかもこれらは熱と酢に弱いため、加熱すると壊れてしまうとのこと。どうりで焼いたり揚げたりしたら大丈夫だった訳だ。

……と言う事は。トロロでもダシをに溶いて加熱すれば娘でも食べられるのではなかろうか?

そんな事を考えていた矢先、御近所の方から家庭菜園ど収穫したと言う長芋を戴いた。

これは「娘にトロロを作ってやりなさい」と言う天の声に違いないと思い、早速摩り下ろしてダシに溶いて加熱してみた。

実は私も娘ほどではないけれど山芋を食べると痒くなる体質だ。

しかし「山芋ってこんなもの」と思い、今まで気にせず食べていた。なので出来上がったトロロ汁は私が最初に試食してみたのだけど、今まで体験したことの無い刺激と痒みが襲ってくるではないか。

数日前、スーパーで買った長芋を食べた時は平気だったので、体質が変ったとは考え難い「もしかしたら無農薬で新鮮な長芋だから成分が濃いのかも知れないな」と言うことで、酢を足して加熱時間を長くして試食してみたところ最初に試食した時よりも痒みは感じなくなったけれど、相変わらずの刺激だった。

これでは娘に食べさせるどころか私自身も食べられない。

同じ野菜なのに、こうも成分が違うものかと感心した。戴いた長芋はお行儀の良いスーパーの長芋とは違って、見た目も中身もワイルドだった。

戴いた長芋はスーパーで売っている長芋と違って、みっちり身が詰まっていて小芋のように密度が濃い。

もはや別の野菜だと言っても良いのではないかと思うレベル。

食べなくたって美味しいんだって事が分かる逸品。それなのに食べられないなんて、なんたる悲劇! トロロ汁は夫に食べてもらったのだけど「今まで食べてたのと味が違う!」と大好評だった。

目の前に美味しいと分かっている食べ物があるのに食べられないなんて、なんと切ない事だろう。

私と娘はワイルドな山芋をただ眺めているしかなかった。また気を取り直してスーパー長芋を買ってきて食べようと思う。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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