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2023年に観て面白かった映画。

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2023年も沢山の映画を視聴した。その多くがアマゾンプライム経由。以前はTSUTAYAでレンタルビデオを借りていたけれど、最寄りのTSUTAYAが閉店してからはアマゾンに頼り切っている。

実店舗のある書店で本を買うように、レンタルビデオ店に出向いて、パッケージや店員さんのポップをチェックしてレンタルビデオを借りる楽しみが無くなってしまったのは残念に思う。

今年は映画館でも映画を視聴している。コロナ禍のピーク時は徹底的に人混みを避けていたけれど、コロナも5類に引き下げられたし、何より新型コロナウイルス感染症って病気に対する対策が分かって着た…ってところもある。

毎年、本につていは「今年、読んで良かった本」を振り返るのだけど、映画についてはやったことがないので今年は振り返ってみたい。

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良かった作品

2023年に観た映画の中で圧倒的に良かった作品は2本。1つは真面目系の作品。もう1つはエンタメ色の強い作品。ジャンルが違い過ぎるので優劣は付けられない。

真面目系の作品で圧倒的に良かったのは是枝裕和の『怪物』。ちょっと面白過ぎたのでBlu-rayの購入を検討するレベル。可能なら何度でも観たい。

是枝裕和の作品は名作が多いと言うものの『怪物』は数ある是枝裕和作品の中で現時点では頂点に君臨する作品だと思う。語彙力が足りなくて恐縮だけど色々凄かった。

エンタメ系の作品の中ではインド映画の『RRR』が圧倒的に優勝。文句の付けどころが無い面白さだった。

新しさ…と言う観点からすると『RRR』はありがちなタイプの作品で古典的と言っても良いと思うのだけど、アジア文化圏の人には刺さるんじゃないかな…と思っている。男と男の友情がウザいくらすに前に出ているのがエモくて良かった。

次点の作品

そんな訳で2023年に観た映画の私的ツートップは『怪物』と『RRR』だけど、あえて次点を作るなら『岬の兄妹』と『キングスマン:ファースト・エージェント』を推す。

『岬の兄妹』は視聴した後で嫌な気分になるタイプの作品なので「みんな観て~」とは言えないのが残念し、ツッコミどころが多いのだけど、それでも爪痕を残す作品だと思った。

『キングスマン:ファースト・エージェント』は公開時期が悪過ぎたのが残念。コロナ禍前の公開だったら、もっと世間に知れ渡っていと思う。キングスマンシリーズの中では「おふざけ要素」を抑えた作品なので、キングスマンファンが納得出来たかどうかは謎だけど、別の良さ(貴族的な雰囲気)が際立っていて良かった。

残念だった作品

そんな訳で2023年も良き作品に恵まれて幸せだったと思う。なお今年観た映画の中で最高にイマイチだったのは、宮崎駿の『君たちはどう生きるか』だった…ってことも書き記しておく。

私。ヲタクとして51年間生きてきて、宮崎駿には沢山の宝物を戴いたので「宮崎駿のお香典」として『君たちはどう生きるか』を劇場まで観に行ったけど、作品としては残念だった。あれは宮崎駿だから評価される作品だけど、新人さんがまった同じ物を送り出していたらケチョンケチョンにされていたと思う。世の中ってそんなもの。

……と毒を吐いたりもするけれ2024年も良い映画と巡り会えることを願っている。

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