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身体は正直だな…って話。

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取り繕ったところで身体は正直なのです。

「身体は正直だな」って言うとはエロ系の定型文だけど真面目な場面で「身体は正直だな」と思うことがあった。

先日。実母に付き添って切除した大腸ポリープの生体検査の結果を聞いてきた。結果は良性で問題なし。

2つあったポリープはどらちも無事に切除したので通院終了。ポリープは再発する可能性もあるので「あと5年後くらいに体調が良ければ検査してください」とのこと。

実母は現在76歳。5年後…と言うと81歳なので、その時にどういう状況なのか想像がつかない。実母の家系の女達はすべからく長命なので、まだ大丈夫な気がするけれど亡くなっていても不思議ではないしね認知症で施設にいる可能性だってある。その辺のことも含めてだろうけど「覚えていたら…くらいでいいですよ」とのこと。

面白かったのは「大腸ポリープとはまったく関係ないのですが…」と血液検査の結果について注意を受けた。

尿酸値、血糖値、コレステロール値、各種肝機能値がギリギリ病気とは言えないまでも、フルセットでどれもこれも高い。彦摩呂に言うなら「生活習慣病予備軍の玉手箱やぁ~」ってところ。

「食生活を変えることで下がると思うので。改善した方が良いですね」と言われた。

実母はいつもこんな風に言っている。

  • 食べたいものなんて無い
  • 食べる気力がないんだと思う
  • 質素な食生活をしている
  • 贅沢はしていない

……まったく、とんだ大嘘つきだ。口では何とでも言えるけど身体は正直なのだから。血液検査の値を見れば贅沢な物を食べて好き勝手していることがよく分かる。

実母も流石に気まずかったらしく「私がこんなになったのは息子(私の弟)に付き合っているからだ」と苦しい言い訳をしていた。

苦笑いするしかなかったのだけど、私は内申でちょっと安心した。「なんだかんだ言ってご機嫌で好きな物食べて、好き勝手やってるのね」と思えたから。

もう、ちょっとくらい血液検査の結果が悪くても良いからご機嫌で過ごしてくれている方がありがたい。節制て数年寿命が伸びるよりも、ちょっぴり寿命が縮んだとしても機嫌よく楽しく過ごした方が良いんじゃないかと思っている。

それはそれとして。生体検査の結果が良かったことについてはありがたかった。おかげさまで良いお正月を迎えられそう。年末年始はいつもよりちょっとだけ贅沢なものを食べたりなんかして、楽しく過ごして欲しいと思う。

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日記
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