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新しい職場(医療型児童発達支援センター)での日々。

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いよいよ新しい職場である医療型児童発達支援センターでの勤務スタートした。

何しろ私は50歳。新卒で保育士になっていた人なら「保育士歴30年のベテランです」って感じだけど、生憎と私は前職場の放課後デイサービスで働いている時に保育士の資格を取ったので、年は取っているけど完全に新人。

なのでパートとは言うものの試験に合格した時は「えっ、本当に私なんかで良いんですか?」と変な声が出そうになってしまった。

……でも「それても良い」と言うのだから良いのだろう…っことで、通勤バッグにぴっかぴかの保育士エプロンを入れて出勤した。

新しい勤務先は今までの職場と仕事のスタンスも待遇も何から何まで大違いだった。

もうカルチャーショック過ぎて知恵熱が出そうなレベル。色々とあり過ぎだったので項目ごとに書いていきたい。

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人間関係問題と年齢層

転職するにあたって1番心配だったのが人間関係。

福祉業界とか保育業界って人間関係でメンタル病んで辞める人率が他の業界よりも高いので「やっていけるんだろうか?」とドキドキしていた。

何しろ私は結婚するまで男性の多い職場で働いていて、人間関係…特に女性同志のドロドロしたのとは縁がなくてある意味ずっとぬるま湯に浸かっていたのだ。それが突然、女の世界に飛び込むのだからドキドキが止まらない…って話。

今のところ先輩方、みなさん優しくて恐縮しています。

……まぁ、これについては入ったばかりだから…ってところもあると思うのだけど、それにしてもパッと見で「あっ…コイツはヤバイ人だ…」と感じるような、意地悪が服を着て歩いているような人には遭遇していない。

そして気になる年齢層だけど、なんだかビックリするほどスタッフの平均年齢が高いのだ。もちろん若い人もいるけれど私と似たり寄ったりだったり、何なら私より年上と思しき人も働いている。

「年寄り過ぎて形見が狭い…」なんてことはまったく無くて「なるほど…これなら50歳でも採用されるわ」と納得した。

保育士レベルが高い!

仕事内容については、おおむねイメージ通りだったのだけど、保育士のレベルが高いのなんのって!

療育の内容も凄いし言葉がけひとつにしても凄い。

みなさん、しっかり勉強して新しい知識をどんどん入れていることがよく分かった。私も前職場では色々頑張っていたと思っていたけど、言っちゃあなんだが追いついていない。

夫は私の話を聞いて「馬渕教室のクラスが上がった時の娘みたいな事言ってるな。前のクラスではトップだってのに入ってみたら1番下…みたいなヤツ」と笑っていた。

ホントそれ。ホントそれなのだ。「自分はそこそこ、やれている」と思っていたのに、凄い人達の集団に入ってみたら全然下っ端なのだ。

だけど「下っ端だけど全然駄目って訳じゃない」と言う予感があるし、頑張っていこうと張り切っている。もちろん今のところは張り切っているだけの下っ端でしかないけど。

勤務時間について

私の勤務時間は9時から15時、月から金の週5日勤務なのだけど「会議がある時は17時15分までいてください」と言われていて、それについては納得していた。

だけど、この会議。私が思っていたより回数が多くて週1~2のペースで開催される。

これについては「思ってたのと違うなぁ…」ってところではあるけれど「時給良いしガッツリ稼げるって思えばアリかな」と思っている。

給食が美味し過ぎる

前の職場では毎日お弁当を持参していたのだけど、新しい職場では職員に給食が支給される。この給食…予想以上に美味しいのだ。

私が子どもの頃の給食って正直そこまで美味しくなかった。

だけど娘が小学校に通うようになってから「給食、すごく美味しい」と話をしていたので「もしかしたら最近の給食って美味しいのかも?」と期待していたのだけど、期待以上の美味しさだった。

毎日、他人が作ってくれた温かい食事を食べられる幸せったらない。しかも栄養バランスバッチリとか!

ありがとう栄養士さん。ありがとう給食の職員さん。毎日、お昼ごはんの時間が本気で楽しみ。

初めての先生呼び

前職場である放課後デイサービスでは利用者さん達から「先生」ではなく「名字+さん」で呼ばれていた。

放課後デイサービスの事業所によっては先生呼びをしているところもあるけれど、前職場は「私達は先生ではないし、学校でも家でもない居場所の提供をしている。決してお客様意識を忘れてはいけない」って考え方だった。

しかし新しい職場である医療型児童発達支援センターは保育園や幼稚園のようなイメージなので保育士達は正社員だろうがパートだろうが全員「先生」呼び。

実のところ知的にしても身体にしても障害の重いお子さんが多くて、お子さんから「先生」と呼ばれることは無いけれど、それでも保護者さんや同僚から「先生」と呼ばれると「それって私のことですか?」みたいな気恥ずかしさがある。

だけど新しい職場に来て1番感じたことは「先生呼び」の嬉し恥ずかしな感じではない。

子ども達可愛過ぎる…可愛をい通り越して尊い!

放課後デイサービスで関わった子達もみんな可愛かったけれど、年齢がグッと下がると小中高の子ども達とは違う可愛ささがある。

「赤ちゃんは育ててもらうために可愛く生まれてくる」って説は本当だと思う。

……ってな感じで新しい職場での生活は順調に滑り出した。勤務時間も勤務日数もドカンと増えたので「本当にやっていれるのか?」ってところはこれからの話。まずは元気にこの夏を乗り切っていきたい。

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