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仕事に対する気持ちって人それぞれなんだな…って話。

仲良しのご近所さんが抗癌剤治療を開始した。彼女は子育て先輩で子育て支援施設でパート勤務する保育士。私より2歳年下だけど、子育ても仕事も大先輩。性格は違うけれど良い関係が続いている。

癌と言ってもきちんと治療をすれば、まずまず大丈夫とのこと。ただし抗癌剤治療中は仕事は休職する必要がある。一家の主婦なので仕事を休んだからと言って「何もすることがない」なんて状況にはならないだろうけど、長子は社会人、末子は高校生なので時間に余裕があるらしい。

ふと、自分が彼女と同じ立場になったら…と想像してみた。

私は常日頃から仕事がしんどいとか、パート先の待遇が不満だとか、愚痴ばかりこぼしているけれど、専業主婦に逆戻りになってしまったら精神的にやられると思う。

暇は人の心を殺すのだ。

確かに私も専業主婦だった時期があるけれど、あの頃は娘に手が掛かったし実母もデイサービス等の支援を受けていなかったから今よりずっと手が掛かっていた。

娘が中学生になり実母もデイサービスへ通うようなった今、不意に仕事をしなくなったら暇で暇でたまらないと思う。

……とりあえず「気晴らしにどうぞ」と彼女が好きそうな漫画を持って行って、少し立ち話をしたのだけれど、予想外の話を聞くことができた。

「パートを休職してた事で精神的に楽になった。抗癌剤治療は、しんどいと言えばしんどいけれど、私は働いているより今の生活の方が合っている気がする」

……私にとって予想外過ぎる話だった。

彼女が言うにはパート先には嫌な人は1人もおらず和気あいあいとした職場とのこと。

「保育士の仕事も大好きだし子どもも好きだけど、仕事のプレッシャーとか正直しんどくてストレス。家にいる方が心安らかに過ごせて毎日楽しい。実のところ、もう働きたくないかも…」と彼女の談。

「いやいや。それは気を使ってそう言ってるだけでしょ?」って思う人もいるかも知れないけれど、長く付き合っている私の目から見て「仕事しているより家にいる方が楽」って言うのは本音なのだと思う。

人間は1人1人違うと言うけれど本当にそうなのだなぁ…と感心してしまった。

生憎、私は「暇を持て余したら死んじゃう」ってタイプの人間なので、この先、宝くじが当たってお金に不自由することがなくなったとしても何らかの形で働いていると思う。ずっと家にいるなんてたぶん無理。習い事などをしたとしても無理だと思う。

とりあえず抗癌剤治療をしている仲良しのご近所さんが案外穏やかに過ごせていることを知って良かったな…と思った。また時期を見てオススメ漫画を持って行こうと思う。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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