平日は何だかんだで毎日お弁当を作っている。
夫はたまにいらない日があるので2つしか作らない日もあるけれど、ほぼ毎日お弁当を3個作り、家族がそれぞれ別の場所でお昼後はを食べている。
お弁当3個体制をはじめた最初の頃は夫と娘のお弁当はしっかり作っても、自分のお弁当は残りを詰めるだけ。果物をつけようと言う発想なんてなかった。
だけど、ある日ふと「私もパート行ったりしてる訳だし、そもそも自分が作ってるんだからちゃんとしたお弁当食べてもバチ当たらないよね?」みたいな気持ちになり、それ以降、自分のお弁当も夫や娘とほぼ同じ内容で詰めている。
パートのない日は自宅で自分用のお弁当を食べるけれど、パートの日は職場のデスクでお弁当を食べている。私が一緒にお弁当を食べる機会がある人はこんなメンバー。
- 30代の男性上司(児童発達支援管理責任者)
- 20代の女性(看護師)
- 50代の女性(看護師)
- 20代の男性(児童指導員)
職員は他にもいるけれどシフトの関係で一緒に食べるメンバーは限られていて、そもそも自分1人で食べる日もある。
職場近隣は牛丼屋やうどん屋と言ったてリーズナブルな飲食店もお弁当屋さんもないので、スタッフはお弁当を作ってくるか、コンビニで買ってきたものを食べている。
電子レンジが使えるので、自分のお弁当やコンビニ弁当を温めて食べる人もいれば、レトルトご飯とレトルトカレーを持ってきて食べる人もいる。パンの好きな人もいれば、麺類ばかり食べている人もいて、それぞれ食の好みが違うなぁ~と感心する。
そんな中。鶴のように痩せた30代の上司は食べることに執着しないタイプのようで、カップ麺1個だけ…みたいな昼食を取ることが多い。それで足りないと感じた時はカロリーメイトをかじる感じ。
「そもそも日本人は食べ過ぎなんだよ。大人はそんなに食べなくてもいいんだよ」って考え方もあるだろうけど、職場では入浴サービスもやっているので、体力的にはかなりハード。
お子さん相手の仕事とは言うものの18歳までのお子さんが対象なので、大人と同じくらいの体格のお子さんもいる。抱っこもすればオムツも替える。老人介護ほどハードな業務ではないかも知れないけれど、体力がなければやっていけない。
誰が何を食べていようと、その人の勝手だし、気にする方がオカシイのだけど、カップ麺をすする若い上司の横でお弁当を食べていると「私、中年だし、入浴介護もやってないのにモリモリ食べちゃって、なんかゴメン…」みたいな気持ちになってしまうことがある。
そんなこと気にする必要はない…ってことは分かっている。だけど「もうちょっとマシなもの食べて~」って思っちゃうのは、私が「オカンの目線」で彼らを見てしまうからだろうなぁ。
人は人。自分は自分。
中年だけど私はこれからもモリモリお弁当を食べるし、溢れる想いは心の奥に閉まっておく。続きを読む→職場の軒下が誰かの喫煙場所になっている件。