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社長に「ここって経営的に大丈夫なんですか?」と聞いてみた。

4月は色々なことが改まる季節。私が働いている放課後等デイサービスは子どもを対象とした施設なので、卒業や進級等で色々な変化が訪れる。

そして今年は福祉業界では大規模な報酬改定が行われたため、業界地図がガラッと変わる可能性がある。潰れる事業所も出てくるだろうし、この機に乗じてウェィウェイする事業所も登場すると思われる。

私のパート先は3月で2人の利用者さんが卒業した。だけど新しい利用者さんは1人も入ってきていない。それどころか私が働きはじめてから新規の利用者さんは1人もいないのだ。

スタッフの中には「うちの経営…大丈夫なんですかね?」と心配している人も多くて私もその中の1人。だけど私は報酬絡みのことをなんとなく知っているので「暢気にしていたらヤバイけれど当面は大丈夫」と思っていた。

先日、事務室で社長と2人きりになるタイミングがあり、社長が「質問とか聞きたいことあったら何でも聞いて」というので単刀直入に「ここって経営的に大丈夫なんですか?」と聞いてみた。

「ちょ…お前、社長に向かって、なんてこと言うんだよ?」って話だけど、しょせん私はパート職員。「居づらくなったら辞めればいいや」くらいの気持ちがあるので大胆なことも聞けてしまうのだ。

詳細を書くと長くなるけど、社長の話を聞いてパート先が暢気にやっている理由が分かったし、とりあえず潰れることはなさそうで安心した。

放課後等デイサービスって業界は汚い面もあって、悪質な儲け方をしている事業所もあるのだけれど、社長は頭に「クソ」がつくほど真面目な人で不正はしないし、儲け主義にも走らないタイプ。そういう意味では信頼できるし、だから私も働いていられる。

だけど社長と話をしてみて感じたのは、社長は考え方が古過ぎる。守りの人って感じなので大きな失敗はしなさそうだけど、躍進することもないと思う。

社長は収益アップのために、もう1人保育士を入れたいそうだけど、正直今はスタッフが余っている状態。しかも若いスタッフ達のモチベーションはダダ下がり状態でよ良くない雰囲気。

「保育士増えても暇ですよ。スタッフの中には利用者さんが減っている状況に不安を感じている人もいますし、全体的に気だるい雰囲気になってます」ってことを社長に伝えた。

社長は「仕事が楽で不満が出るとか贅沢な悩みだよなぁ」と笑っていたけれど、実はこれった大問題。

暇は人の心を殺すのだ。

独身時代、CADオペレーターをしていた頃、暇過ぎて辞めたことがある。暇過ぎて辞めた会社の雰囲気と今の職場の雰囲気はとても似ている。暇過ぎて辞めた会社も経営的には安定していたけど、会社内には常に気だるい空気が漂っていて、当時の私はそれに耐えられなかった。

社長は「暇なのは問題だけど正社員は辞める気ないでしょ?パートさんはどうだか分からないけど」と言うので「社長、それ逆ですよ。パートのおばちゃんは時給と条件さえあれば不満を飲み込んで働くことが出来ます。でも若いスタッフは違うと思いますよ」と言わせて戴いた。

実際、私は勤務時間的にこれ以上融通がきく職場はなかなかないので、今の職場を辞める気はない。だけど独身時代だったら…と思うと苦笑いしか出てこない。

……とまぁ盛大に文句を言いながらも、私はこの仕事が好きなのだ。子どもが好きだしPC作業も好き。嫌なヤツもいないので辞める理由が見当たらない。

今年度もきっと色々あると思うけど頑張っていきたいと思う。

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放課後等デイサービス
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白い木蓮の花の下で
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