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嫌われ松子の一生 山田宗樹 幻冬舎

ドラマチックと言うべきか。波乱万丈と言うべきか。松子という女性の一生を描いた「女の一代記」だった。

私は山田宗樹がこの作品で何をしたかったのか、何を訴えたかったのかサッパリ理解できなかった。

話題になった作品だけど正直、好きになれなかった。

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嫌われ松子の一生

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三十年前、松子二十四歳。教職を追われ、故郷から失踪した夏。その時から最期まで転落し続けた彼女が求めたものとは?

一人の女性の生涯を通して炙り出される愛と人生の光と影。気鋭作家が書き下ろす、感動ミステリ巨編。

アマゾンより引用

感想

話のテンポは良いと思う。ジェットコースター並みだ。笑っちゃうほど、次々と不幸が押し寄せるので、サクサクと読める。さ文章もまずまず悪くない。

だけど、いかんせんヒロイン松子が好きになれなかった。やること、なすことが姑息過ぎて、読んでいて情けなくなる。

こうい書き方をするのは、どうかと思うが、不幸になっていくのは自業自得だろう。

世の中には、何故だか知らないが、どんどん不幸の深みにハマっていく人が存在するが、松子はまさにその典型。自分から不幸を招きいれているのだ。

面白いとも思わなかったし、読後感も悪かった。

私がこの作品を読もうと思ったのは題名の素晴らしさである。インパクトのある題名だと思う。

装丁もいい。が、しかし作品の題名と作品は、まったく呼応しちゃいないのだ。「嫌われ松子」と書いているが、嫌われていたとは思えないし。

売り上げ向上のためだけに選ばれた題名だったのかと邪推してしまった。これだから幻冬舎の作品は信用できないんだな。

もっとも幻冬舎の作品が全て駄目だとは言わないけれど。あざと過ぎるのだ。それでも面白ければ文句は言わないが……

「不幸になって当然」な人の生き様を読んで、しかも感じの悪い話を読んで、何を得たら良いのだろう。まったくもって不毛である。

主人公の恋人(松子の甥)明日香の決断が爽やかだったのが唯一の救いと言えるだろう。

自腹で買っていたら「金返せ」と思っているであろう1冊。図書館万歳だと思った。

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白い木蓮の花の下で
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