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スナックさいばら おんなのけものみち 七転び八起き篇 角川書店

1冊前に読んだ『水辺のブッダ』があまりにも陰鬱な作品だったので、気分の方向を180度変えてたくて手に取った。

水辺のブッダ』は頑張れない人達が登場する作品だったけど、西原理恵子の書く作品はパワフルな女性が「うぉりゃぁぁ」と生きていくパターンが多いので、気分転換には間違いないだろう…と。

そもそも『スナックさいばら おんなのけものみち 七転び八起き篇』って題名からしてイカしている。

人として駄目かも知れないけれど、けものみちを突き進めるくらいなら、安心して読んでいれるかな…と思ったのだど、予想通りのパワフルな作品だった。

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スナックさいばら おんなのけものみち 七転び八起き篇

ザックリとこんな内容
  • 角川書店のWEBサイトの1コーナー『スナックさいばら』の連載をまとめたもの。
  • 西原理恵子がスナックのママで、客の話を聞いて意見する…と言う設定。
  • 恋愛、結婚、出産、子育て等、女の本音を西原理恵子が引き出していく。

感想

読者参加型のお悩み相談室的な内容なので「西原理恵子の書いた作品」ではあるけれど、どちらかと言うと西原理恵子はまとめ役的な感じ。

……とは言うものの『スナックさいばら』を名乗るだけあって、スナックさいばらのママとしての仕事っぷりは見事なものだった。

たぶん、この作品は「若い女性」と呼ばれなくなった年齢の女性をターゲットにして書かれていると思うのだけど、むしろ若いお嬢さんに読んで欲しいと思った。

後半に性的なこととか、浮気の話が出てくるので、小学生の娘に勧める事が出来ないのが残念なくらい。親として勧める事は出来ないけれど、もし娘がコッソリとちょっぴり過激な西原理恵子の本を読んでいても、私は見て見ぬ振りをすると思う。

賛否はあるだろうけれど「ちょっと、そこの女子。これ読んどけ」って思う。

特に第一章の『幸せをつかむ女はここが違う!』は全ての若い女性に読んで欲しい。

要するに「仕事出来ないくせに、カワイコぶって、イイ男かっさらっていく女ってムカツクよね」って話だった。

ただ「ムカツクよね」ってところに留まらず「ムカツク女に学んでいこう」と言うところが良かった。実際、人間って文句を言ってるだけでは前に進んでいけないもの。若いお嬢さん達は先人の知恵に学んで幸せに生きて欲しい。

出産にまつわる話も面白かった。「生まれた赤ん坊を可愛いと思えなかった」って話が特に。

私自身、Twitterやブログなどで他の人の育児の様子を見ていて「凄い…私にはとても出来なかった。そんな風に赤ちゃん可愛いとか思う余裕なかった…」と常々思っていたのだけれど、世の中には意外と「自分が産んだ赤ちゃん可愛いと思えない母親」がたくさんいる事を知って安心した。

後半の浮気の話やデブ自慢は正直、ついていけなかった。

人間は弱い生き物なので「浮気」してしまう事もあるだろうし、その体験を全否定するつもりはないしれど、武勇伝のように語ることじゃないと思う。一言で言うなら品がない。それがまた西原理恵子の魅力だとは思うものの、私はそう言うの好きじゃない。

西原理恵子の主張って全面的に同意することは出来ないし「無いわぁ~」と思うとろこも多いのだけど「どんな状況にあっても強く生きる」「辛いことがあっても明い気持ちで突き進む」と言うところは大好きだし、尊敬する。

『スナックさいばら おんなのけものみち 七転び八起き篇』は勢いがあって軽い読み物なので、読書に疲れた時の息抜きに読にはうってつけの1冊だと思う。

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白い木蓮の花の下で
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