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実母に対するセルフネグレクト疑惑。

先日「セルフネグレクト」と言う言葉を知った。

(デジタル大辞泉)成人が通常の生活を維持するために必要な行為を行う意欲・能力を喪失し、自己の健康・安全を損なうこと。

(知恵蔵)生活していくのに必要な行為を行わない、あるいは行う能力がなく、そのために生活環境や健康状態が悪化しても、周囲に助けを求めない状態のこと。

コトバンクより引用

「もしかしたら実母はセルフネグレクトなのかな?」と思ったりした。

実母が変な人だな…って事は子どもの頃から薄々分かっていた。病弱を理由に40代で主婦業から自発的に引退。誰かの看病(親・夫)だけは熱心に行っていたけれど、それ以外の事は全て子ども達に任せっきりの生活を送ってきた。

私はずっと「身体が弱いから仕方がない」と思い込んでいたのだけれど、自分自身が家庭を持って、娘を産んだことで「私の母って控えめに言って変じゃない?」とって事に気がついた。

そう…実母は自分で出来ることも絶対に自分でしようとしない。それどころか「自分で考える」と言うことさえしないのだ。

例えば「何食べたい?」と聞いても「なんでもいい…」と言う具合。しかし何でも良い訳ではなくて、気に入らないものは絶対に食べないのだから困ったものだ。

現在、母は世間一般の高齢者並に足が悪い以外は特に悪いとこは1つもない。数年前まで持病があったのだけど、新薬が効いて治ってしまったので、正直言って「年齢相応」の高齢者でしかない。

しかし実際は年齢相応どころか、年齢+10歳以上の高齢者感があり、猛烈に手が掛かる。だって何もしないのだもの。家に引きこもってテレビを観るだけの毎日を過ごしている。

私は定期的に実家を掃除しているのだけど、私がいなれば実家は間違いなくホコリだらけの廃墟になると思う。弟がいるのだから、弟が掃除をすれば良さそうなものだけど、弟はそこまで手がまわないらしい。

実際、弟の言い分も分からなくはないのだ。だって、いちいち母に手が掛かるのだもの。

「高齢者はそんなものよ~」って言われるかも知れないけど、そうじゃないのだ。もう数十年もそんな状態なのだもの。だけど、他人にはなかなかそこのところが伝わらない。

「そんなに困ってるなら病院連れて行け」って話だけど、すでに神経科に通院していて、確かに母のメンタルは通院前より落ち着いている。

実母のことについては今にはじまった事ではないけど、最近私の方が少ししんどくなってきた。実母は加齢と共にセルフネグレクトが加速しているのもあるし、私自身の体力がピーク時を過ぎてしまった…ってこともある。

先日も実母から、自宅から100メートルほど歩いた場所へお使いを頼まれた。

実母の体調が悪い時や、暑さ寒さが厳しい時は引き受けるのだけど、体調も良くて、その日は暑さも和らいでいた。杖かシルバーカーを押せば行けるはずなのだ。そもそも主治医からは「近所の散歩で良いから歩きましょう」と言われているのだ。(以前、実母は歩かなさ過ぎて立てなくなった事がある)

その日は「今日は天気も良くて、暑くも寒くもないから自分で行ってちょうだい。身体を動かさないと本当に寝たきりになってしまうよ」と言って断ったのだけど、一事が万事こんな調子。

先のことを思い煩ったところでどうにもならないけれど、実の親ながらに参ってしまう。

まさか実母を放り出す訳にもいかないし、ストレスを発散しながら付き合うしかない。

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白い木蓮の花の下で
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