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書評

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どろぼうがっこう かこさとし 偕成社

『どろぼうがっこう』は「かこさとしおはなし絵本」というシリーズに収録されている1冊。 幼稚園や学校の図書室、はたまた移動...

だるまちゃんとだいこくちゃん かこさとし 福音館書店

かこさとしが描いている「だるまちゃんシリーズ」は子供の頃から大好きだったが今でも新作が出ているとは知らなかった。 私が子...

加賀乙彦と津村節子の対話 愛する伴侶を失って 加賀乙彦・津村節子 集英社

加賀乙彦と津村節子の対話本。どちらも好きな作家さんだけあって読み応え抜群の1冊だった。 題名から想像出来るけれど、この作...

ザビエルとその弟子 加賀乙彦 講談社

最近、ついつい読みやすい本にばかり流されがちだった。 「頑張って読まなきゃ」って雰囲気がある作品を避けていたのだけれど、...

夕映えの人 加賀乙彦 小学館

手堅い感じで面白かった。 題名のイメージだけで手に取ったので「白い横顔が美しい人妻」と不倫する話かと勝手に思ったものだっ...

永遠の都 加賀乙彦 新潮文庫

文庫本7冊揃いの長編小説。あまりの長さに2002年の夏の半分をこの作品に費やしてしまった。 時代は大正二年から第二次世界...

チーム・バチスタの栄光 海堂尊 宝島社文庫

2007年度の「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。 ミステリーは苦手なので、滅多に読んだりはしないけれど、何故だかし...

幸福な王子 オスカー・ワイルド 新潮文庫

クリスマスが近づいてくると、ふと読みたくなる1冊。 クリスマスってのは西洋の行事なので、西洋の話を読みたくなるのは自然な...

マレフィセント エリザベス・ルドニック 偕成社

ディズニー映画の『眠れる森の美女』をベースにして作られた『マレフィセント』と言う映画の原作本。 偕成社から出ているディズ...

ジャイアンツ・ハウス エリザベス・マクラッケン 新潮社

人間嫌いの女性司書と、巨人症の少年の恋……ってことらしい。 恋人同志の年の差は14歳。テーマとしては、かなり魅力的だった...

チョコレート・アンダーグラウンド アレックス・シアラー 求龍堂

もしも私が「夏休み読書感想文課題図書」を選ぶ立場にあったなら、迷わずこの作品を選ぶ。面白かった。 実に面白かった。 とあ...

輝ける灰色の贈り物 アリステア・マクラウド 新潮社

善良なカナダ人の書いた、善良な短編小説集であった。 けっこう評判が良いようなので期待していたのだが、期待以上に素晴らしい...

勇敢な娘たちに アリス・ウォーカー 講談社

毎度ながら、黒人であること、女性であることについて考え、また黒人女性の地位向上のための運動家でもあるアリス・ウォーカーの...

カラー・パープル アリス・ウォーカー 集英社文庫

『カラー・パープル』はスピルバーグが監督した、同名の映画を観て感動したのが読もうと思ったキッカケだった。 私にとって、シ...

おばけのバーバパパ アネット・チゾンとテラス・テイラー 偕成社

バーバパパは「ピンク色のヒョウタン」のようなキャラクターで、キャラクターグッズも沢山売り出されているし、いくつかの企業の...

ふたりはともだち アーノルド・ローベル 文化出版局

かえるくんとがまくんが活躍するシリーズは私が激愛する絵本なの思い入れたっぷりに書いてみようと思う。 かえるくんと、がまく...

第三の嘘 アゴタ・クリストフ ハヤカワepi文庫

『悪童日記』そして 『ふたりの証拠』に続く三部作の完結編である。 『悪童日記』で衝撃を、『ふたりの証拠』で新たな謎を『第...

悪童日記 アゴタ・クリストフ ハヤカワepi文庫

私がこの本にキャッチ・コピーを付けるなら『ヤバイくらいに面白い』にすると思う。 問答無用でズルズルと引き込まれてしまった...

さゆり アーサー・ゴールデン 新潮文庫

外国人の書いた花柳小説。「外国人に日本の芸者風俗が書けるのだろうか?」と、少々疑問に思いつつ手にとってみたのだが、なかな...

水に埋もれる墓 小野正嗣 朝日新聞社

『水に埋もれる墓』は私に受け付けない文章だったが、ある意味において上手いと思う。読んでいて気分が悪くなる文章なのだ。モダ...

夏と花火と私の死体 乙一 集英社文庫

ジャン・コクトー風味ただよう物語だった。 17歳で書いたとは思えないほどの出来栄え。「死体の視点」というのも面白いし、子...
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