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リアルワールド 桐野夏生 集英社文庫

こういう作品を面白いって言うんだろうか?

なるほど「いまどき」な感じで「世相を反映している」と言えなくもないけれど、サッパリ面白さが分からなかった。

母親殺しの少年の逃亡を、携帯電話を通じて女子高生達が応援する…って筋書き。

少年犯罪が珍しいものではなくなった昨今では、リアリティのある小説なのかも知れないけれど、正直微妙。

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リアルワールド

高校三年の夏休み、隣家の少年が母親を撲殺して逃走。ホリニンナこと山中十四子は、携帯電話を通して、逃げる少年ミミズとつながる。

そしてテラウチ、ユウザン、キラリン、同じ高校にかよう4人の少女たちが、ミミズの逃亡に関わることに。

遊び半分ではじまった冒険が、取り返しのつかない結末を迎える。登場人物それぞれの視点から語られる圧倒的にリアルな現実。

アマゾンより引用

感想

桐野夏生に「高校生」を描くのはちょっと厳しいのではないのだろうか。

ましてや同性愛云々まで引っ張り出した日には、嘘っぽさ満開という感じがした。

こういう読み方は良くないのかも知れないけれど、この作品を書いたのが10代とか20代前半の作家さんだったら「これもアリかも知れないな」と思うのだけど、実績のある作家さんが書いたとなると評価し難いものがある。

正直いって稚拙だと思う。

本編とは何ら関係はないのだけれど「本を売る」って難しいのだろうなぁ。

この作品には「高校生の心の闇を抉る問題長編作」なんて煽り文句がついていたけど、考えてみれば心の闇なんて高校生でなくても持っているのだ。

清く正しくピッカピカな人間がいれば、それこそお目にかかりたい訳で。

桐野夏生の書く作品は、わりと好きだと思っているのだけれど、今回はまったくもってガッカリだった。

巷で評判の良かった『魂萌え!』あたりに手を出してみようかと思案中。

ちょっと間を置いて読んでみようかと思う。

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白い木蓮の花の下で
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