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書評

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新!店長がバカすぎて 早見和真 角川春樹事務所

前作の『店長がバカすぎて』が面白かったので続編があると知り、続けて読んでみた。たいていの場合、続編は本編を越える事が出来...

店長がバカすぎて 早見和真 ハルキ文庫

『店長がバカすぎて』は2019年の本屋大賞ノミネート作。一部業界では熱い支持を受けたそうだけど、読んでみればその理由が分...

ヨモツイクサ 知念実希人 双葉社

昨年からずっと「クマが出た」とニュースがやたら多い。私は大阪で暮らしているので身近でクマが出た…って話は聞かないけれど、...

法廷遊戯  五十嵐律人 講談社文庫

『法廷遊戯』は第62回メフィスト賞受賞作。作者の五十嵐律人は現役の弁護士。法廷物を得意とする作家さんとのことだけど、私は...
本の話

2023年読書総括。

2023年も残すところあと僅か。毎年の恒例行事と言うことで今年1年間を振り返ってみて、読書総括など。今年は現在までに感想...

ウルトラマン創世記 桜井浩子 小学館

小説を読むのがしんどくなってくるとエッセイとかノンフィクション作品を読むことにしている。『ウルトラマン創世記』はウルトラ...

怒り(上下) 吉田修一 中公文庫

吉田修一の作品ってかなり好きなのだけど、読むのにやたらエネルギーが必要だし、読後感が重いので3年に1度くらいのペースでし...

さよなら、愛しい人 レイモンド・チャンドラー 小学館文庫

ちょっと前に村上春樹の『パン屋再襲撃』を読んで「そう言えば村上春樹の翻訳した小説って読んだこと無いな…」と思い立ち、村上...

教場 長岡弘樹 小学館文庫

『教場』は木村拓哉主演でドラマ化されている作品でテレビでドラマのCMを観てちょっと気になっていた。ただ私はテレビドラマを...

パン屋再襲撃 村上春樹 文春文庫

村上春樹の長編小説の新作が発売されてしばらく経つけど、いまいちその気になれなくて「そう言えばコレは読んでなかったな」とい...

噓つきジェンガ 辻村深月 文藝春秋

『嘘つきジェンガ』のテーマは詐欺。しかもコロナ禍らしいテーマの作品かあると聞いたので読んでみた。「オレオレ詐欺」をはじめ...

赤と青とエスキース 青山美智子 PHP研究所

『月の立つ林で』が良かったので続けて青山美智子の作品を読んでみた。『赤と青とエスキース』は『月の立つ林で』の前年に発表さ...

月の立つ林で 青山美智子 ポプラ社

『月の立つ林で』は2023年本屋大賞5位の作品。本屋大賞って私の中では「そのうち直木賞取りそうな人が貰いがちな賞」って位...

ロスト・ケア 葉真中顕 光文社文庫

『ロスト・ケア』は日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。私はちっとも知らなかったのだけど、松山ケンイチと長澤まさみ主演で映...

知的障害の娘の母:パール・バック ノーベル文学賞を越えて 松坂清俊 文芸社

「パール・バックは知的障がい者の母だった」って事を知って以来、パールバックのことを知りたいと思い『母よ嘆くなかれ 〈新訳...

地球にちりばめられて 多和田葉子 講談社文庫

多和田葉子作品を読むのはこれで3冊目。前に読んだ2冊はそこそこ印象が良くて「続けて読んでみたい」と書いているのに、特に理...

やさしい訴え 小川洋子 文春文庫

小川洋子の小説は最近作以外は、ほぼ制覇している気でいたけれど『やさしい訴え』は何故か見落としていた。「まだ読んでない作品...

瓢箪から人生 夏井いつき 小学館

物語性の高い小説や読んでいて気持ちが重たくなるような小説ばかり読んでいると、気軽に読むことの出来るものが恋しくなる。特に...

いのちの初夜 北条民雄 角川文庫

たぶん…だけど。『いのちの初夜』は私にとって2023年度に読んだ本の中でナンバー1の作品になると思う。今は9月で2023...

悼む人 天童荒太 文藝春秋

『悼む人』は第140回直木賞受賞作。作者の天童荒太は売れっ子作家…って感じなのだけど「私の好きな路線じゃなさそう」と言う...

海賊とよばれた男 百田尚樹 講談社文庫

『海賊とよばれた男』は出光興産創業者の出光佐三をモデルにした小説で第10回本屋大賞受賞。映画化もされて書店には本が平積み...
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