やらわ作家

お久しぶりの山口恵以子作品。一時期、ガッツリとハマっていたけれど『食堂のおばちゃん』シリーズ以降、食べ物小説が多くなった...

吉川英梨は初挑戦の作家さん。ミステリの分野で活躍されているようだけど、私はミステリ小説はほとんど読まないので全く知らなか...

『空芯手帳』は第36回太宰治賞受賞作。題名になっている「空芯」とは偽装妊娠と紙管（主人公は紙管会社で働いている）ことの暗...

ちょっと待ってよ椰月美智子。直木賞を差し上げた過ぎる。初めて読んだ『伶也と』が衝撃的だったので、なんとなく追いかけている...

山下紘加の作品を読むのは『ドール』に続いて2冊目。『ドール』はいじめられっ子の男子中学生がダッチワイフに恋をする物語だっ...

吉村萬壱の作品は大好きだけど、今回はイマイチ乗り切れなかった。なんだろうなぁ…毎度お馴染みの吉村萬壱って雰囲気を出してい...

図書館で表紙絵に惹かれて思わず表紙借りしてしまった。作者の谷津矢車（やづやぐるま）は初挑戦の作家さん。日本人なら誰でも知...

『アンジュと頭獅王』をひと言で説明すると吉田修一版『山椒大夫』って感じ。『山椒大夫』はご存知、森鴎外の名作文学たけど、最...

『マジカルグランマ』は第161回直木賞候補作。第161回の直木賞は候補者が全員女性と言う面白いレースだったけれど、柚木麻...

吉野万理子は初挑戦の作家さん。『イモムシ偏愛記』は題名に惹かれて手に取った。「吉野万理子って名前だけは聞いたことある気が...

私は本が好きだけど普段は日本の小説ばかり読んでいる。若い頃は翻訳物も読んだけど、正直言って翻訳物はちょっと苦手だ。翻訳作...

私は山崎ナオコーラの作風が好きじゃなくて、前回読んだ『偽姉妹』では「山崎ナオコーラの作品はこれを限りに卒業しようと思う」...

『生のみ生のままで』は綿矢りさが初めて「女性同士の恋愛」を描いた作品。「えっ？綿矢さんって同性愛者だったの？」と、正直困...

私は今まで「南極に行きたい」と思ったことは1度もない。『南極物語』を観て心熱くした世代だけど、あれは南極への憧れと言うよ...

山口恵以子は『食堂のおばちゃん』シリーズ以降、「食べ物小説の人」って感じになっていたけれど、今回は久しぶりに食べ物ネタで...

吉村萬壱は相変わらず不愉快な話を書く人だな…と感心してしまった。（褒め言葉）どれもこれも胸糞の悪くなる話ばかりなのに、不...

令丈ヒロ子と言えば知る人ぞ知る児童文学の怪物。私の世代ではないのだけれど2013年に20巻をもって完結した『若おかみは小...

最近、小中学生の間でショートショートが流行っているらしい。書店でショートショートの作品が平積みになっていたので気になって...

心に刺さる本だった。ただし、男性が読んだところでちっとも面白くないかも知れない。主人公は働く主婦。夫と保育園に通う2人の...

この本に関して私は1つも良い事を書かないので、山崎ナオコーラさんが好きな方はここから下を読まない方が良いかと思う。それで...

初挑戦の作家さん…と思いきや、乙一の別名での作品だった。乙一はいくつかペンネームを持っているらしい。図書館の新刊コーナー...