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"吉村萬壱"

前世は兎 吉村萬壱 角川書店

吉村萬壱は相変わらず不愉快な話を書く人だな…と感心してしまった。 表題作を含む8篇からなる短編集。どれもこれも胸糞の悪くなる話ばかりなのに、不思議とクセになると言うか、なんと言うか。とてもじゃないけど、友達には勧められない話ばかりだっ...

回遊人 吉村萬壱 徳間書店

作者の作品はそれほど沢山読んでいないのだけど、実はけっこう好きだったりする。初めて読んだ『臣女』は衝撃的だった。ただ「凄い」と思ったものの、あまりにも気持ち悪過ぎて再読するには至っていない。それくらいインパクトのある作品だったのだ。続いて読...

生きていくうえで、かけがえのないこと 吉村萬壱 亜紀書房

作者の作品を読むのはこれで3冊目。先の2冊で「あ。私、この人好きかも」と思ったのだけど、完全にやられた。かなり好きだわ。今回の作品はエッセイだけど、これがまた気持ち悪くて最高だった。力のある小説家だからってエッセイも面白いとは限らないのだけ...

ボラード病 吉村萬壱 文藝春秋

褒め言葉として受け取って戴きたいのだけど、作者はなんて嫌な話を書くのだろうと感心した。作者の作品を読むのはこれて2冊目だけど、たぶん私は作者と相性が良いのだと思う。不条理小説だけど『臣女』に較べるとずっとマイルドで読みやすい。誰かに「これ、...

臣女 吉村萬壱 徳間書店

この作品が2014年度最後の読書になると思うのだけど、最後に凄い物を読んでしまった。主人公は高校教師と小説家を兼業している男。彼が浮気をしてしまった事をキッカケに、彼の妻が突然巨大化していくと言う不条理小説。カフカの『変身』のような感じ。 ...

50音別作家一覧

当サイトで感想文を掲載している50音別の作家一覧を作りました。 作家名・作品名等で検索する事も出来ます 作家名で50音別に並べています。 それぞれの音の中での並びは順不同です。 外国人作家は最後に記載してます...
本の話

2018年読書総括。

毎年、恒例行事と言うことで今年1年間を振り返ってみての読書総括など。 今年は現在までに読んだ本は65冊。 昨年は64冊読んでいるので、ほぼ例年通りのペース。たぶん、もうこれ以上沢山読むのは無理だと思う。1年間に100冊ほど読んで...
本の話

書評ブログってなんぞや?みなさん本の内容を理解出来てるの?

私は本が大好きで毎日飽きもせず本を読んでいる。 インターネットで遊ぶようになって、一般の読者が自分の自分の読んだ本の感想をインターネット上で発表しているのを知って「私もやってみよう!」と思い立った訳だけど、私の書く物は書評ではなく本の...

地球星人 村田沙耶香 新潮社

村田沙耶香。相変わらずキレッキレだった。 個人的には面白かったけれど、この作品は胸糞系なのでオススメはしない。吉村萬壱の『臣女』のような気持ち悪い世界観が平気な人なら大丈夫かも。なんだかんだ言いながら村田沙耶香はそこそこ読んでいるけれ...

愛すること、理解すること、愛されること 李龍徳 河出書房新社

李龍徳の作品を読むのはこれで3冊目。 初めて読んだ『死にたくなったら電話して』はイマイチ好きになれなかったのだけど、次に読んだ『報われない人間は永遠に報われない』がちょっと良かったので追いかける事を決めた作家さん。 読後感悪い系...

ドレス 藤野可織 河出書房新社

初挑戦の作家さん。1冊くらい読んでいたような気になっていたのだけれど、意外にも1冊も読んでいなかった。8つの短編からなる短編集。好き嫌いがキッパリ分かれるタイプの作風だと思う。 『世にも奇妙な物語』的な…と言うか、どの物語にも不思議要...

報われない人間は永遠に報われない 李龍徳 河出書房新社

李龍徳の作品を読むのはこれで2冊目。私、けっこう好きみたい。 デビュー柵の『死にたくなったら電話して』が好きな人は楽しめるのではないかと思う。 読後感はとても悪い。この人の書く作品はトゲトゲしている。切れ味の良いナイフ…と言うほ...
本の話

2015年の読書総括。

随分と気が早いけれど今年1年間を振り返ってみての読書総括など。今年は現在までに読んだ本(感想が追いついていない作品もあります)は71冊。昨年は40冊しか読めていなかったので、随分とハイペースで読めるようになった。 ハイペースになったの...

宰相A 田中慎弥 新潮社

芥川賞受賞後の野心作との触れ込み。ツイッター界隈でいたく評判が良いので手に取ってみた。作者の作品を読むのはこれが2作目だけど、芥川賞作品は読んでおらず、作風はイマイチつかめていない。 小説家のTと言う男が、突然別次元の「日本」に放り込...