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天の花 なでし子物語 伊吹有喜 ポプラ社

伊吹有喜の作品を読むのはこれが3冊目。いいじゃない。個人的にはかなり好き。

カンパニー』の時は微妙に引っ掛かる部分があったけれど、私が思うに作者は昨今衰退しているメロドラマが得意なのだと思う。

メロドラマ好きな人には猛プッシュしたい。

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天の花 なでし子物語

遠州峰生の名家・遠藤家の邸宅として親しまれた常夏荘。

幼少期にこの屋敷に引き取られた耀子は寂しい境遇にあっても、周囲の人々の優しさに支えられて子ども時代を生き抜いてきた。

18歳になった耀子は、誰にも告げずに常夏荘をあとにした。バスの中、4年前のあの夏を思い出す。久しぶりに常夏荘を訪れた立海と過ごした日々―。

アマゾンより引用

感想

静岡県・天竜川の上流で暮らすとある名家を中心にした物語。

主要登場人物達は全員『常夏荘』と言う屋敷に関係している。この作品。実はシリーズ物だったそうなのだけど、前知識無しで読んだので、なんとシリーズ最新作に手を付けてしまったらしい。

ちなみに前作を知らなくても問題なく楽しむ事が出来た。そして物語はまたまだ続いていくとのこと。

なんと言うのかな。ひと昔前の朝の連続テレビ小説のようだった。

古い因習に縛られた一族。健気なヒロイン。叶わぬ恋。次から次へと襲いかかる不運。「でも頑張って生きていくよ」みたいなノリが好きな人にはたまらぬものがあると思う。

しかし、その半面、なんとなく古臭い感があるのは否定できないところ。この特徴をどう受け止めるかによって好き嫌いが変わってくると思う。

個人的には物凄く楽しんで読んだものの、色々と納得のいかない部分があったのも事実だ。

田舎の旧家設定とは言うものの一応昭和から平成の物語なのだ。

いくらなんでも価値観とか物の見方が古過ぎる気がしたのだけれど「今でも田舎はこんなもの」って事なのかも知れないけれど、大正時代の物語のようで、登場人物達の行動や考え方について違和感を覚えずにはいられなかった。

とりあえず前の二作を読んでようかな…と思っている。

何かと粗がある作品ではあるけれど、こう言うメロドラマ的作品を描いてくれる作家さんって、最近めっきり少なくなったので伊吹有喜のことは続けて注目していきたいな…と思う。

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白い木蓮の花の下で
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