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実家の風呂掃除。

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ある日。ふとしたキッカケで実家の風呂を覗いたら、そこは黒カビの楽園だった。私が発狂したのは言うまでもない。

私が実家で暮らしていた頃。家事全般は私が取り仕切ってた。実家は古い借家なので掃除をしてみも薄汚れた感があるのは否定できないものの、私がいた頃はそれなりに綺麗に暮らしていたように思う。

実母は足が悪いので風呂掃除は無理だとしても、実家には弟も一緒に暮らしているのだ。どうした彼らは黒カビだらけのお風呂でも平気なのだろうか?

実のところ水回りが汚さに私が発狂したのは初めての経験ではない。

最初はFが1人暮らしをしている時だった。コミケに参戦する為、東京のFの家に泊まりに行った時、お風呂の汚さに発狂した。

トイレとお風呂が一緒になっているタイプだったのだけど、トイレもお風呂もあり得ないレベルで汚くて、一宿一飯の恩義に報いるべく、トイレと風呂と台所(台所も最悪だった)を掃除して帰った記憶がある。

それ以降も独身時代に夫が暮らしてたマンションとか、夫の実家とか、風呂とトイレの汚さに発狂した事はあったものの、まさか灯台下暗し的に実家の風呂があんな事になっていたなんて!

実家には週に何度か訪れていて何某かの用時をする事があるのだけれど、そう言えば風呂には長らく足を踏み入れていなかった。私の目が行き届かない間にあんな事になっていただなんて。

娘は春休み中なのだけど、午後1時から5時まで娘が市の子ども講座に行くタイミンで実家に行って風呂場の大掃除を行った。

実家に行く前にカビ取り剤だの、長い柄のついて風呂掃除グッズだの、メラミンスポンジだのを大量に買い込んで半裸になって風呂掃除。

カビ取り系の掃除の時はうっかりすると服の色が抜けてしまうことがあるので、半裸になってするしかない。

あまりにも酷いカビだったので、素人で掃除が出来るのか心配だったけれど、昨今のカビ取り剤は優秀で、それなりに納得の出来るレベルまで磨き上げる事が出来た。ダスキンには負けるけれど良い仕事をしたと思う。

ビフォー・アフターの画像をお見せ出来ないのが残念でならない。も

のすごく誰にか自慢したいのに実母と弟にしか分かってもらえない仕事でしかない。しかも、どこまで感謝してくれているのか微妙ってあたりが何とも切ない。

世の中には水回りが汚くても平気な人と、そうでない人がいるらしい。

こんなに熱く風呂掃除の事を書き散らしていると「白蓮さんは神経質で綺麗好きな人なんですね」と思われそうだけど、全くそんな事はない。

私の家に遊びに来ていただいたらお分かりになると思うのだけど、我が家は雑然とした昭和家屋でお世辞にも綺麗とは言えない状況だ。厳しい姑がいたら薄っすらと積もった埃を指でスーッとされてしまうレベル。

なので私もウッカリするとお風呂に赤カビが発生していたり、台所も汚いところがあったりするのに知らん顔してやり過ごしていたりする事はある。

だけど、実家や私が以前、発狂して掃除した風呂やトイレや台所はそういうレベルを通り越して「健康に害はないの?」と心配になるレベルで汚かったのだ。

それにしても…だ。

実家も義実家も「風呂・トイレ・台所」の3箇所は今後、ちょくちょく掃除しようと思う。究極的に汚くされてしまうと掃除するのも大変だもの。カビ取り剤を使っての掃除は特に。

今回は実家の風呂から黒カビを駆逐した自分を盛大に褒めてやりたい。

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日記
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