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娘、ロッテンマイヤーさんの愛情を知る。

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もうすぐ娘の小学校4年生の生活が終わろうとしている。4月からは5年生。小学校も高学年ともなれば、色々とややこしい問題も出てくるだろう。私も親として覚悟して見守っていきたい。

娘にとって小学校4年生と言う1年は体操色に染められていたと言っても過言ではない。

大げさでなく生活が一変。大変な部分もあるけれど、娘がそこまで熱中出来ることに出会えたのは幸せな事だと思っている。

小学校での生活については、特に問題もなく、そこそこ楽しくやってくれていたので親として言うべき事は特にない。しかし担任の先生については「正直、今年はハズレだったな」と言う感じ。

学級崩壊するとか、目立った問題がある…とか言う訳ではなかったのだけど小狡い先生で全く尊敬出来なかった。

最初から最後まで、子ども達の席や班は自分が全て決め、厄介な生徒には「お世話係」的に真面目な女子を充てる方式を貫いた為、娘はずっと「クラスでも厄介な子」の横で1年を過ごしたと言っても過言ではない。

宿題の管理については「学習係」と言う係に丸投げ状態。宿題をしない子がいると、係の責任になるため学習係になった子は「○○君が宿題をしてくれない」とストレスを溜める…と言うような、先生に優しいくクラス運営をする担任だった。

娘にとっては不本意な事が多かっただろうけれど「嫌な先生に当たる」と言うのも大事な経験だと思うし、とりあえず嫌な先生とはオサラバだ。

そして娘は今頃になって「3年生の時の先生は厳しかったけど、いい先生だったんだな…」と言い出した。

3年生の時の先生は宿題が多い上に一事が万事厳しくて子ども達には全く人気が無くて、娘も担任の先生が大嫌いだった。

しかし親の目から見ると細かい配慮をしてくれる上に、生徒に対する熱い気持ちが伝わってくる良い先生で何かにつけて「ありがたいなぁ」と思っていた。

娘はようやく3年生の時の担任の先生の良さに気がついたらしい。

  • 乱暴な子に対する厳しい対応。
  • 大量の宿題とキッチリとした採点指導。
  • 席替え等に関する公平な考え方。

それらは全て生徒の事を考えてのこと。先生にとっては大変なクラス運営だったと思う。

真面目で厳しいロッテンマイヤーさんタイプの先生って本当は子ども達にとって素晴らしい存在なのに、なかなか理解されないのが気の毒だ。

元の担任の先生と顔を合わせる機会など、そうはないのだけれど、もしチャンスがあれば娘の気持ちをそれとなくお伝えしたい。

来年はどんな先生が当たるのか分からないけれど、出来れば良い先生に当たって欲しいな…と思う。

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日記
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