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喰ったらヤバいいきもの 平坂寛 主婦と生活社

このサイトでは本の感想と言っても小説以外の物をアップする事は滅多にない。

特に決まりがあるわけでもないのだけれど、読んだ物の感想を全部書く時間はないし、読み物の中では小説が1番好きなので「じゃあ小説メインで」くらいの話なのだけど。

今回はエッセイと言うかルポルタージュの感想。面白かったので是非ともご紹介しておきたいと言う衝動に駆られてしまったのだ。

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喰ったらヤバいいきもの

沖縄県産サソリモドキの天ぷら、アマゾン産デンキウナギの蒲焼き、フィリピン産フナクイムシの踊り食い、神奈川県産ガーパイクの丸焼き、タスマニア産キングクラブの浜茹で…etc.

北は知床から南は石垣島、果ては香港ドブ川、アマゾン奥地まで―大人気の“キモうま”生物ライターが「脳が拒絶する」生き物を探して獲って喰ってみた。

アマゾンより引用

感想

この作品。生物ライターである平坂寛が、その題名の通り「喰ったらヤバいきもの」を捕まえて食べた記録集だ。

オオカミウオ、オニヒトデ、デンキウナギ、グリーンイグアナ、ハキリアリ(の幼虫)など、海の生き物、淡水の生き物、陸の生き物ごとに様々な生き物を捕まえて食べている。

魚から昆虫まで。作者は好奇心旺盛な生き物好き小学生男子がそのまま大人になった感じで、どのエピソードも読んでいてワクワクさせられた。

世の中には「ゲテモノ」と呼ばれる食べ物があるけれど、その土地の人が食べている食べ物は人間にとって良い食べ物なのだろうと思っている。

平坂寛が作品の中で捕まえて食べたい生き物はその土地の人達にとって好物と呼ばれものだったり、単純に平坂寛の好奇心から食べてみたものだったりと色々。

意外だったのが「美味しかった」と書かれている生き物の比率が高かった…ってこと。

中には本当に「喰ったらヤバい」ものもあったけれど「それなら私も食べてみたい」と思ういきものが多かった

人間の好奇心と食欲って凄いなぁ…と感心した。

捕まえるのも食べるのも大変そうな物を食べなくたって世の中には他に食べるものがあるだろうに、それでも人は食べるのだ。

個人的には「昆虫はキツイな…」と思っているけれど、世界的にみれば昆虫を食べている地域は多いし、日本人が当たり前に食べるタコなんかはヨーロッパ圏の人からすると「ないわぁ~」な食べ物らしい。

平坂寛が生物ライターになるまでの経緯についても書かれていて、それも面白かった。

私にはとても真似出来ないけれど、あんな生き方にはちょっと憧れてしまう。冒険者ってのは平坂寛みたいな人のことを言うのだろうなぁ。楽しく生きている感じが文章から伝わってきて、元気を分けてもらった。

ゲテモノとか苦手な人にはオススメ出来ないけれど、大丈夫な人は是非読んで欲しい。

たぶん、この本を読んでもこれからの人生の役には立たないと思うのだけど「こんな物でも食べられるんだ!」と言う驚きを味わって戴きたいし、この無邪気で楽しい冒険を堪能して欲しい。

私はこの本を読んだ時ギックリ腰で気持ちが塞いでいたのだけれど、この本のおかげで晴れやかな気持ちになった。都会で生活している人にこそ読んで戴きたい作品だと思う。

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白い木蓮の花の下で
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