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「新しい人」の方へ 大江健三郎 朝日新聞社

少年少女に向けて書かれたメッセージということになるらしいが、大人の私でも、持て余すような作品だった。

私の読解力が低い……ということもあるだろうが、相対的に見て彼の文章は難解なのだと思う。

スキのない文章というか、遊び心のない文章というか。否のうちどころはないのだが、ちょっと、鼻白むところがあったのも事実である。

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「新しい人」の方へ

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ノーベル賞作家が、子供にも大人にも作れる人生の習慣をアドバイス。

本をゆっくり読む方法、ウソをつかない力の鍛え方、意地悪な気持ちと向き合うことなど、16のメッセージと15点のカラーイラストが美しくひびきあう感動のエッセイ。

アマゾンより引用

感想

「人間はこうあるべきだ」という話が満載で、吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』や、山本有三の『心に太陽を持て』などを彷彿とするような内容だった。

子供の読み物の小手本にして、しかるべきというような、心正しい作品で、こういうことを素で書けてしまう大人というのは凄いなぁ……と心から思った。

大江健三郎は「小説家」ではなくて「文学者」なのだと思う。それも偉大な文学者だ。

だだ、ここまで凄い人だと、自分とは別次元の人間というか、むしろ「違う生き物」のように思えてしまった。なかなか心正しく生きていけないので人間ってものだ。

しかしながら、こういうことが言える大人、書ける大人が未来ある子供達を引っ張っていくに値する大人なのだと思う。

果たして自分はどうなのか?

より良い社会、より良い未来を望む気持ちはあるものの、自分のことだけで「いっぱい・いっぱい」で、それどころではないというのが現実問題である。

もしも私が国語教師だったら、副読本かなんかにして、授業で使っちゃうかも知れないなぁ……と思うような、清く正しい作品だった。

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白い木蓮の花の下で
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