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外食嫌いの娘。

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9歳の娘は外食が嫌いだ。

「お母さんのご飯より外食の方がいい」と言われるよりは良いのだけれど、毎日食事を作る立場の人間としては正直ちょっと面倒臭い。

正直、家族で遠出した日曜の夜は回転寿司でもびっくりドンキーでもサイゼリヤでもいいから「外食させてくれぇぇ」と思う。

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娘が外食を嫌う理由

娘が外食を嫌う理由は3つほどある。

よくよく聞いてみると「なるほどなぁ」と思わなくもないのだけれど、

1 外食だとリラックス出来ない

外食に行くと「ちゃんとしなきゃいけない」ってところが娘にとってプレッシャーらしい。

家でテレビを観たり、お喋りをしたりしながら、ゆっくり食事を楽しみたいとのこと。

「それって、ちびまる子ちゃんとか、サザエさん観たいだけなのでは?」思わなくもないのだけれど、あえて突っ込むまい。

2 ご飯を食べた後は好きな事をしたい

家だと食卓を片付けて歯磨きをしたら、テレビを観たり、ゲームをしたり本を読んだり出来るのに、外食に行くと家に帰らなければならず、それが面倒臭いとのこと。

確かに夕食後、主婦は後片付けがあるけれど、子どもはのんびり過ごせるものなぁ…。

3 想像してるほど美味しくない

例えばテレビCMとかグルメ番組を観ていて、ファミレスのハンバーグが登場したとする。

「たまには、家族で食べに行こうか」と誘ってみても「別にいいわ。ファミレスのハンバーグってテレビで観ると美味しそうに見えるんだけど、食べてみると意外と美味しくないんだよねぇ。私もハンバーグ食べたくなったからお母さん、また煮込みハンバーグ作ってね」となる。

娘の言い分も分かるのだけど…

……とは言うものの。我が家もやむを得ず外食をする機会が無いではない。

でも、それは大抵お昼間。休日、出先で牛丼を食べたり、うどんを食べたり、サイゼリアに入ったり…とそんな感じ。

しかし、これは「楽しみ」としての食事ではなく「お腹を満たす」ための食事でしかない。

また、実家の家族や義母とが外食をする機会も年に数回ある。しかし、これは娘の中では「家族行事だから参加する」と言う認識らしく「家で出来るならそれに越したことないんだけどね」と言う感じ。

娘の言い分は分からなくもない。分からなくもないけれど、家族での外食ってそう言うものではないように思う。

ちょっとしたレジャー感と言うのだろうか。

外食には家での食事にはない「特別なワクワク感」があるように思う。

最近、渡辺直美と西島秀俊が出ている保険のCMの中で、給料日に家族で回転寿司に行く映像が流れるのだけど、あれを観るたびに「あ~。回転寿司行きたいなぁ~」と言う気持ちになってしまう。

言葉巧みに娘を誘ってみたが「でもお母さん、夜は寒いよ。私、家でご飯食べる方がいいと思うよ」と華麗にスルーされてしまった。

娘も年頃になれば、友達同士でキャッキャしながら流行りのお店に繰り出したりするようになるのだろうし、その頃には「外食に行って、食事をして家に帰るのが面倒臭い」なんて言わなくなると思う。

家族の食事を作るのは主婦の仕事なのだし、娘が家のご飯が好きだと言ってくれるうちはトコトン付き合っていこうと思うものの、娘の外食嫌いがもう少し軟化する事を願わずにはいられない。

とりあえず。今月、娘は一泊二日で『防災キャンプ』なるものに参加するので、その時は夫と2人で是が非でも外食しようと思っている。

「断じて台所には立たないぞ!」と言う構え。キャンプを主催する団体によると「時期的にインフルエンザ等が流行した場合は中止になる場合があります」との事なので無事にキャンプが行われる事を願うばかりだ。

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