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ストックしたっていいじゃない。

実家の母から買い物を頼まれたので頼まれた物を届けたら、母から凄い勢いで愚痴られてしまった。なんでも弟に頼んだらしいのだけど「まだ一杯あるからいらないだろ?」と言われたとのこと。

母の不満は「弟に頼みごとをしても弟はアテにならない。弟はケチだから日用品を買うのをケチる」と言うことだった。

例えば……の話だけど、母が「仕事帰りにティッシュペーパーを買ってきて」と弟に頼んだとする。

すると弟は「まだ予備があるからいらないだろ?」と言って取り合わない。実際、押入れにはティッシュペーパーが5箱ストックされていて今日明日には困らない。

しかし母は「ティッシュペーパーが無くなると不安だし」と、必要以上にストックしたがる……と言うような話なのだ。

どうも話を聞いていると日用品の買い物は母と弟の喧嘩の種になっているようだ。

実際「どうしても今日中に欲しいんだけど」と頼まれた買い物も「切らしている状態」ではなくて「ストックはあるけれどストックが少なくなってきた」と言う状態だった。

弟が言う「それ、今は必要ないだろ?」と言う気持ちは良く分かる。

忙しいタイミングに緊急でもなさそうな買い物を頼まれたら「また今度な」と言う気持ちになってしまうのは当然のことだ。

しかし義母も同じようなパータンで日用品をストックしたがるのだ。

私達世代の感覚からすると「そんなに沢山なくても、すぐに買いに行けるでしょ?」ってところなのだけど、母達は自分の中にある「これくらいストックがあったら大丈夫」自分で決めたラインよりもストックが少なくなるのがストレスなのだと思う。

私も途中までは弟のように「何言ってんの?」と思っていたけれど、実家の母も義母もまったく同じような事を言うので「これって、もしかしたら高齢者特有の感覚なのかも」と思い、今では母達の望むようにしている。

日用品のストックがあれば心安らかに暮らせるなら、ストックしたっていいじゃない。

実家の母も義母も、ここ数年で妙なコダワリを持つようになった。

「妙なコダワリ」と言うのは私からそう見えるだけで、母達にとっては大切な事なのだと思う。例えばティッシュペーパーのストックの数。サランラップのメーカー。何か物事を行う時の順番。

彼女達は自分の生活パターンを乱される事を極端に嫌う。

確かに昔からそう言う気質は見受けられたけど、ここ数年それが強烈になってきた気がする。

次に弟に会ったら「母の気が済むならストックくらい買ってやって」と言おうと思っている。

例えが悪いけれど、自閉症等の人がみせるコダワリと通じるところがあるように思う。周囲が説得たところで、本人にはどうにも出来ないのではなかろうか。

母達との付き合いは年々難しくなっている気がする。

私自身、イライラする事か多かったけれど最近ちょっとだけ付き合い方のコツのような物が掴めてきた気がする。母達に「変ってください」とお願いしたところで土台無理な話なので、こちらが変わるしかないか…と思っている。

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白い木蓮の花の下で
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