読んだ本の『50音別作家一覧』はこちらから>>

高齢者の気まくれに振り回されっぱなしでござる。

記事内に広告が含まれています。

以前、義母が突然「旅行に行きたい」と言い出した…って日記を書いたと思うのだけど、1週間も経たないうちに話が一転してしまった。

我が家では毎週日曜日に夫の実家に電話をして安否確認をしている。

安否確認…と言っても話の内容は他愛もないことばかりで「今週は病院に行った」とか「向かいの奥さんが入院した」みたいな世間話がメイン。

いつのものように電話をしたら義母から「あのね。この間の旅行の話だけれど、やっぱり日帰りにしてくれる?旅行はちょっと…行きたくないわ」と言われてしまった。

義母の心の中で何が起こってしまったのかは分からないけれど、要するに旅行には行きたくない…って事だけは伝わった。

夫と私は「まぁ…仕方ないよね」と苦笑いしただけなのだけど、娘がガッカリして可哀想だった。「せっかく、おばあちゃんと旅行に行ける…って楽しみにしていたのに」と不満げな様子。娘は「みんなで旅行に行って旅館に泊まる」ってシチュエーションを楽しみにしていたらしい。

高齢者の気まぐれ、ホント困る。

この問題は義母に限ったことではなくて、実母についても全く同じ。

  • やりたい→やりたくない
  • 食べたい→食べたくない
  • 私、そんなこと言ったかしら?

私はもはや慣れっこになってしまっていて「あ~はいはい。そうですよね~」と受け流す事が出来るのだけど、今回は娘がちょっと可哀想だった。

「お年寄りってのは、そう言う風に出来ているんだから仕方ないよ」と言い聞かせたけれど、やっぱりちょっと不満気だ。

義母の気持ちはなんとなく分からなくもない。

「旅行に行きたい」と言ってみたものの、あれこれ頭の中で想像しているうちに、体調が心配になったり、用意とかが面倒になったりして「やっぱり行きたくない」ってなっちゃったんだと思う。

「人は年をとると子どもに戻る」なんて事を言う人もいるけど、そのことをしみじみ実感している。私にとって母達は我がままな幼児も同然なのだもの。

それにしても。今回の旅行騒動については義母が「旅行に行きたい」と言い出したことに驚き、1週間経たずに「やっぱり行かない」と言い出したことに驚き。驚かされってぱなしだ。

「義母を連れていくなら近場でどこがいいかな?」と調べていた私はいったい……

だけど、義母が行きたくないと言うのだから仕方がない。夫とは「日帰りでもいいなら箕面温泉スパーガーデンとかでいいんじゃない?」なんて事を話している。

娘には「お年寄りはみんな気まくれなのよ」と言ってみたものの、実のところ他の高齢者はどうなんだろう? サンプルが少な過ぎてよく分からない。母達が揃いも揃って気まくれな性格なのか、それとも高齢者特有のものなのか。

考えたところで分かりそうもないので、上手く受け流していけるよう精進したい。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
日記
スポンサーリンク