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手芸店の衰退。

夫の帽子を編んでいたら娘の帽子も編みたくなった。

娘はこの冬、コートを新調した。昨年まではピンクのコートを着ていたのだけど、今年から着るコートは淡い水色。今まで使っていた帽子は色的に合わなくなっているし、コートに似合う帽子とネックウォーマーを編もうかな…などと思い立ち、自転車で地元では1番大きな手芸店に行ってみた。

手芸店で毛糸を選ぶなんて5年以上ぶり。ワクワクと毛糸コーナーに行くと今まで見たこともないような色合いの毛糸があったりして目の保養って感じだった。

娘が好きそうな色合いの物があってので手にとってみたのだけれど残念ながらアクリルが沢山混ざった毛糸だった。せっかく手編みで作るならウール100%の暖かい物を作りたい。

しかし、その手芸店に置いていた毛糸は9割がたアクリル等が混ざったもので、ウールだのアンゴラだのだけで作った天然素材100%の毛糸はほとんど無かった。

あるにはあったけれど、イマイチ気に入らない色。妥協して作っても納得のいくものは出来ないだろうと諦めて、その日はとりあえず帰宅した。

そう言えば少し前にユザワヤが次々と店舗を撤退している…と言う記事を読んだけれど、思えば私の住んでいる市にも昔はあちこちに個人経営の手芸店があった。

市場の中にあった手芸店では店の片隅で編み物教室が開かれていて、経営者の奥さんが買い物客に編み物を教えていた記憶がある。

今回、毛糸を買いに行った手芸店は自転車で行ける範囲では1番大きな手芸店だけど、手芸用品を総合的に扱っている分それぞれのコーナーが狭くて毛糸の種類もほどほどしかなかった。

手芸を趣味とする人が減っているのだろうな…と推察する。

実際、フルタイムで働いていたらよほど好きな人でなければ、手芸をする時間はないと思う。

サザエさんの時代だと手芸は節約にも役立つ主婦の嗜みだったろうけど、今や手芸は趣味でしかない。普段の生活に密着しない物を扱う店が無くなっていくのは仕方がない事だと思う。

娘の帽子を編む毛糸は大阪市内の大きな手芸店に行くかネット通販で探そうと思う。

編み物って冬の娯楽だと思っていたから、まさか毛糸を買うのに苦戦するとは思ってもみなかった。昭和生まれの身に時代の変化をしみじみ感じる出来事だった。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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