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映画『ブーリン家の姉妹』感想。

『ブーリン家の姉妹』は予備知識無しで「姉妹物好きだし、ドレスとか綺麗そうだし撮っとくか」と、録画して観たのだけど予想外に面白かった。

姉妹の確執は良い。非常に萌える。

自分自身に姉妹がいないので、その分想像の世界で遊べるのが良いのかも知れないけれど。

恥ずかしながら私は高校時代に世界史を履修しておらず「大人なら知っておくべき基本的な世界史」を全く分かっていない。

なので、ブーリン家の姉妹と聞いても「イギリスの宮廷物?」くらいの認識で、姉のアンがイギリス王妃だったってことも、アンの産んだ女の子がエリザベス1世になるってことも知らなかった。

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ブーリン家の姉妹

ブーリン家の姉妹
The Other Boleyn Girl
監督ジャスティン・チャドウィック
脚本ピーター・モーガン
製作アリソン・オーウェン
製作総指揮スコット・ルーディン
デビッド・M・トンプソン
出演者ナタリー・ポートマン
エリック・バナ
スカーレット・ヨハンソン
クリスティン・スコット・トーマス
音楽ポール・カンテロン

あらすじ

物語の舞台は16世紀、テューダー朝のイングランド。

権勢をふるう王ヘンリー8世には、王妃キャサリンに世継ぎが生まれないという悩みがあった。そこでヘンリーは妾を置くことを決意する。

新興貴族のトーマス・ブーリン卿にはアンとメアリーという美しい娘がいた。

ブーリン卿はアンをヘンリーに選ばせようと画策し、首尾よく王を狩に連れ出しアンに引き合わせた。しかし、ヘンリーが興味を持ったのは妹のメアリーだった。

メアリーは既に結婚していたが、父や一族の栄達のため王の妾となり、元の夫ウィリアムも宮廷に仕えた。

一方のアンは、メアリーに負けた事に傷つき勝手に貴族と結婚してしまう。怒ったブーリン卿はアンをフランスに追いやってしまう。

やがてメアリーは王の子供を懐妊。ブーリン一族は宮廷の勢力を確固たるものにする。

しかし、メアリーが体調を崩し静養が必要なってしまう。

王はメアリーへの興味を失い、それに危機感を抱いたブーリン卿は、王の寵愛を得るためにアンをフランスから呼び戻した。

アンは、フランス仕込みの洗練された振る舞いで王を虜にする。

王に迫られたアンは男子ヘンリー・キャリーを出産したメアリーを宮廷から追い出し、王妃キャサリンと離婚し、自分をイングランド王妃にするよう王に迫る。

アンの求めに応じた王は離婚を認めていないカトリック教会から離脱するが…

感想

題名通り、ブーリン家の姉妹が主人公。ダブルヒロイン形式だけど一応メインは姉のアン。

姉のアンは才気走った女性で、妹のメアリーは天使のように美しく慎ましやかな愛され系。2人の父親と叔父は、彼女達の賢さや美貌を利用して、宮廷での地位を得ようと画策する。

ひと昔前なら「運命に翻弄された悲劇の姉妹」みたいな解釈で作られたのだろうけれど、そうでもないあたりが面白かった。

2人も最初は「お父様には逆らえないわ…」的な感じなのに、最終的には自分自身の欲望に忠実なところが素敵だ。

姉のアンは世間的な栄光を。妹のメアリーはパートナーからの愛情を。

形は違うけれど欲望にに忠実な女性として描かれていた。

さて。姉妹物と言うと「姉妹の確執」がテーマになるけれど、ブーリン家の姉妹の間にも確執は存在した。

姉は妹の美しさを羨んでいたし、妹は「いつも姉の影にいる自分」が嫌いだった。

しかし、この姉妹。反発しながらも固い絆で結ばれていて、互いを裏切らない…ってところが素晴らしい。

だからこそ、アンは娘をメアリーに託したのだと思う。

反発したり、寄り添ったりしながら、最終的に信じられるのは姉妹の絆…ってあたりにグッっときた。

そして物語も良かったけれど、ドレスとかお城とか教会の美しさも素晴らしかった。ドレスとお城には女の夢とロマンが詰まっていると思う。

さて。余談だけれど、姉のアンを演じたのはナタリー・ポートマンなのだけど、ナタリー・ポートマンは『レオン』でマチルダを演じていた少女なのだ。

ナタリー・ポートマンは少女の頃から美しかったけれど、いい感じに美しく育ってくれた上に素敵な女優になってくれたと思う。

ナタリー・ポートマンは私の大好きな女優さん。『ブラック・スワン』のヒロインなんかも演じている。眼力の強い美人で高慢ちきな女を演じさせたら最高だ。

ナタリー・ポートマン……顔が好み過ぎる。

毎度ながらイッキ観する事が出来ず細切れで観たのだけれど、機会があればじっくりと腰を落ち着けて観たいと思う。

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白い木蓮の花の下で
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