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授業参観と意識高い系の母親達。

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娘7歳。2年生になって初めての授業参観に行ってきた。

今年の担任は若い男性の先生。若いと言っても30代くらいで、休み時間は子ども達と一緒にドッジボールをしてくれるような元気なタイプ。

昨年の担任は女性で娘は随分と可愛がってもらったけれど、明らかに贔屓されていたので、親としてはアッサリした先生がいいな……と思っていたのだけれど、新しい先生は代表等を決める時は投票で決める主義でホッっとしている。娘も毎日楽しいらしい。

授業参観は国語で谷川俊太郎の詩だった。教科書ではなく独自の教材。子どもたちに「想像して考えてもらう」というテーマで、良い授業だったと思う。子どもたちも1年生の頃を思えばしっかり取り組めている印象を受けた。

授業参観の後は学級懇談会。今年はPTAの役員をしていないので欠席する事も出来たのだけど、先生の方針なんかも知っておきたいので娘を先に帰宅させて懇談会に参加した。娘の通っている小学校の懇談会は学年が上がるにつれて出席者が減ると聞いていたけれど、以外と沢山の人が残っていて驚いた。

そして学級懇談会。1年生の時は「時間が余っちゃう」くらいアッサリしたものだったのだけど、今年の懇談会は時間が足りず先生がお開きを宣言しなければならないほど熱いものだった。

先生から学級目標や注意点などを聞いた後は、保護者からの質問コーナーがあったのだけど母親達の質問は「学習について」に絞られていた。例えば「音読の宿題が少ないと思います。読解力を養うためにも、もっと必要なのではないでしょうか?」とか「漢字の学習についてですが、例文を考える問題の場合……」と言った具合。

なんか意識高い系の人が多くて驚いた。

彼女らが「意識高い系」ではなくて、私が「意識低い系」なのかも知れないけれど、私は宿題にしても何にしても「それなりにやってくれたらいいや」くらいに思っていて「気になるところは親が教えればいいか」と言うスタンスでいる。

そりゃあ、勉強は出来ないよりも出来た方が良いとは思うけれど、先生の教育方針もあるだろうし。先生は大変だなぁ……とお察しする。

実は私。娘の勉強については、ちゃんと見ていたつもりだったのだけど、意識高い系の人に遭遇してはじめて自分が相当のんびり暮らしている事に気がついた。まぁ、だからって方針を変えるつもりは無いのだけれど。

石川啄木ではないけれど周囲にいる母親達が「我よりえらく見ゆる日」だった。

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