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年を取ったら取った分だけ

先日、家族でFの家に春野菜の収穫に行った時の話。今さらだけど書いておきたい。

Fと私は高校時代からの付き合いなので、かれこれ25年ほど付き合っている事になる。夫よりもずっと長い付き合いだ。高校の友人なので、地元の幼なじみと違って互いの実家は同じ大阪と言っても意外と遠い。それなのに今や家族ぐるみの付き合いで、Fのご両親も親戚のように扱ってくれる。

友人関係を長く続けていくのって本当に難しい。Fと私にとって共通の友人であるNは数年前から音信不通になってしまった。Nには私の結婚式にも来てもらったし、新居に遊びに来てもらったりもした。年賀状やメール、時に電話で連絡を取り合っていたのに、いつしか疎遠になりメールが届かなくなり、年賀状も戻ってくるようになってしまったのだ。

Nの行方は誰も知らない。

Nと仲が良かっただろうと思われる高校時代の知人にも聞いてみたけれど、誰とも連絡を取っていないらしい。Nは精神的に不安定な人で、友人達はそれとなくNに気遣っていたのだけれど、音信不通になってしまうとは。友人達とは「気まぐれな子だから、ひょっこり連絡してくれるかも知れないよ」と話をしたけれど、たぶん皆、心のどこかで諦めていると思う。

FとNの事を話していたら、Fが「実は中学時代に仲良かった同級生も行方不明になってる。実家のお母さんが消息を探しているみたいだけど私も知らなくて……」と言う話をしてくれた。Fは彼女とそれこれ数年前までは連絡を取り合っていたのだけど音信不通になったのだと言う。

「元気でいてくれたらいいんだけど……嫌な話だけど、この歳になると本当に死んじゃってる可能性もあるんだよね」とFが言った。

若い頃ならしばらく友人と連絡が取れなくても「まぁ、ヨロシクやっているだろう」と思っていも大丈夫だった。しかし40歳を過ぎると「死んじゃってる」可能性だってある。実際チラホラではあるけれど訃報が入るようになった。

大人になって年を取れば取るほど仕事や家族の事で手一杯になって「友人との付き合い」は希薄になってくる。だからこそ「たまの連絡・安否確認」は怠らないようにしたい。「年賀状だけの付き合い」でも「SNS」でも手段はなんだって構わない。うっかりすると「数年ぶりな連絡取れた時は訃報だった」なんて事になりかねないのだ。私はもはや「便りがないのは良い便り」と言う言葉が当てはまらない年になっている。

年を取ったら取った分だけ家族や友人を大切にしなくちゃな……と思う。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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