娘が天王寺高校に入学して初めて担任と個人面談があったらしい。
個人面談…と言っても生徒と先生の2者面談。プレ中間だの中間テストもまだなので、成績云々…と言うよりも「入学してみてどうですか?」って話と「大学進学に関する意識」を聞く面談だったらしい。
娘が担任から聞かれた内容は大きく3つ
- どうして天王寺高校に来たの?
- 家族との関係はどう?
- 大学、どこ行きたい?
どれもこれも大事な質問ではあるものの答え難いところ突っ込んでくるなぁ~って感じ。信頼関係が出来上がっていない相手と腹を割って話をする…って微妙に難易度が高い気がするけれど、グイグイ突っ込んできたらしく、娘もちゃんと答えたとのこと。
どうして天王寺高校に来たの?
高校受験において学校選びは重要…とは言うものの、結局のところ偏差値が決めてになっている気がする。
例えば…だけど行きたい高校があったしても成績が足りなければ行けない訳で「天王寺高校に行きたかったけれど行けなかった人」もいれば、逆に言うと「天王寺高校には行きたくなかったけれど天王寺高校しか選択肢が無かった」って人もいる。
娘は「自分の成績的に妥当だと思ったし、天王寺高校は行事が盛んなので自分に合っていると思ったので来ました」と100点満点の答えを返した模様。実際、娘は高校生活を思い切りエンジョイしているので嘘じゃない。
中3の4月。娘は「北野高校に行きたい」と言っていて、成績が届かず天王寺高校に落として受験した…と言う経緯がある。だけど結果的には天王寺高校で良かったと思っているし、正直「北野だったら娘はここまで楽しめてないかもな…」と思ったりする。
家族との関係はどう?
家族関係について聞かれた時、娘は「普通だと思います」と答えたらしい。担任から「仲悪いのか?」と突っ込まれて「母とは普通に話をします。父とも話をするので仲が悪い…って訳ではないと思います」と娘。
…そこは「仲の良い家族です」って言うところでは?
私は良いとしても、娘がそんな等に答えたと知ったら夫(お父さん)は泣いちゃうと思う。あなたはお父さんから、どんだけ可愛がってもらってるか分かってるのかい?
娘曰く「だって…他の家族がどんな感じなのかも知らないから答えようがないよね」とのこと。
……確かに一理ある。「これだから健やかに育った人間ってヤツは性質が悪いよなぁ」と我が子ながら笑ってしまった。
大学、どこ行きたい?
そして面談の本質であるとむ思われる志望大学について。
娘は意識高い系ではなくて、むしろ天王寺高校に入学してからは部活の事と運動会の事しか頭にないようなガチガチの体育会系女子。
実のところ娘には行きたい大学とか崇高な野望なんて無い。
だけど東進衛星予備校の先輩から「行きたい大学が無い? まぁ心配しなくても天王寺高校に言ってたら周囲の子が京大とか阪大とか言い出すから、そんな感じになるよ」と言われていたので「京大…とか、阪大…ですかね」と答えたらしい。
すると担任から「じゃあ志望大学は京大ってことで。ところで正直、東大は考えてないの?」と言われたとのこと。そんな居酒屋で「とりあえずビール」って言うくらのいノリで「とりあえず京大」とかある?
……無理過ぎる。娘は北野高校を断念して天王寺高校に入学したクチだし、英検2級だって5回挑戦して、なんとか合格した…くらいの子なのだ。しかも今の娘は大学受験どころか部活と学校行事の事で頭がいっぱい。京大なんておこがましいにも程があるよね…って話。
などと言う親の困惑はさておき。「学部はどうする?」みたいな話から「研究室残りたい? それとも就職派?」みたいな話をして「とりあえずの方向性」を決めてきたらしい。「とりあえず京大。とりあえず○○学部」って感じだそうで。
……両親は早くも天王寺高校、四年生突入(浪人)を意識してるけどね!
娘が高校生活をエンジョイしている事は間違いないけど大学受験は大変なんだろうなぁ…と覚悟を強いられしてまった。
高校受験の頃は馬渕と公開テストの偏差値に振り回されていたけれど、大学受験はもう知らん。自分の人生なのだから自分で勝手にやって欲しい。そして何より大学受験云々よりも自分の人生をエンジョイして欲しい。
そのうち三者面談もあると思うのだけど、どんな事を聞かれるのか楽しみだなぁ(遠い目)お手柔らかにお願いしたい。