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娘の合格報告と叔母(80歳)の涙。

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娘が本命の公立高校(大阪府立天王寺高校)に合格したことを娘と係わる人達に報告した時の反応で印象深かった出来事があった。

最初に娘にとって実の祖母達2人に報告したのだけれど、両名とも案外アッサリしたものだった。

  • 父方の祖母(夫の母)→合格云々以前に早く会いに来て欲しい
  • 母方の祖母(私の母)→希望がかなって良かったね

両名とも喜んでくれたものの夫の母に関しては合格云々以前に「いつ顔を見せに来るのか?」って事に感心が寄せ寄られていた。私の母に関しては「孫が喜んでるから私も嬉しい」くらいのノリで、喜んでくれたものの褒めてくれるとか、そう言う雰囲気は無かった。

私の親友のFに報告した時はなかなか面白かった。

「そりゃ凄い。なんかお祝いしなきゃな。花束? 果物? 鰻とかでもいいよ。あ…それか娘ちゃんの好きな物を買って送ろうか?」とノリノリで、娘はFにヘアアイロンをお願いして、Fも「さすがは女子…って感じやねぇ」とFは喜んでヘアアイロンを送ってくれることになった。

この娘とFとのやり取りを見た夫は「Fさん…実の叔母も同然やん?」とビックリしていた。だけど実際、娘は実の叔母や叔父よりもFやFの家族と会った回数の方が多いのだ。特に小さい頃はFの家で野菜の収穫をさせてもらったりしていて、Fの家族は揃って娘を可愛がってくれていた。

Fと娘は1滴も血の繋がりがないけれど、血の繋がり以上にFは娘のことを気にかけてくれているし、娘もFに気兼ねなくおねだり出来る関係が作られている。

そして1番驚いたのは私の叔母(娘からすると祖母の姉)に報告した時の反応。

私の叔母は電話口で「こんなに嬉しいことはない」と泣きながら喜んでくれた。

実の祖母達以上に喜んでくれて娘を褒めてくれて、自分の子どもにも「白蓮ちゃんの娘が天王寺高校に合格した」とその日のうちに電話で報告するくらい盛り上がってくれた。

私の叔母は若い頃、子ども時代を九州の山奥で過ごしていたのだけれど、勉強が好きな人だったので、大阪に住んでいる親戚の家に下宿して高校に通った…と言う過去がある。叔母は結局、経済的なこともあって大学には進学せず就職したのだけれど「勉強したかった」と言う気持ちをずっと持ち続けていた人なのだ。

娘とは叔母が顔を合わせた回数は少ないけれど、娘が中学生になってから会った時に「北野高校に行きたい(実際は北野高校には届かなかったけれど)」と励んでいる娘を見て喜んでくれて「勉強が楽しい…って気持ち…私も分かるわぁ。頑張りなさいね」と励ましてくれていたのだ。

実母と義母と叔母。全員後期高齢者で似たような年齢だけど、それぞれの反応の違いに色々と考えさせられた。

実母と義母は昔風の価値観にスッポリとハマって生きてきた人で、実のところ「女の子はそこまで勉強しなくてもいい。良い人と結婚して子どもを産むのが女の幸せ」だと思っている。

だけど叔母は母達とは違う考え方の人だったのだろうなぁ。そうでなければ中学3年生の時に単身大阪に出てきて勉強しようとは思わなかっただろう。高校生の女の子が親戚家で生活する…となると、決して楽しいことばかりではなかったと思う。

…それはさておき。1滴も血の繋がらない人だったり、血縁関係と言ってもまあまあ遠い人だったりから盛大に祝ってもらえる娘は幸せ者だと思うし、ありがたいことだなぁ…と思った。

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日記
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白い木蓮の花の下で