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たぶんだけど…私。保育士に向いてない。

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たぶんだけど…私。保育士に向いてないよね…って事を確信した。

私は学生時代「教育か福祉の仕事をしたい」と思っていたのに実習やボランティア等で現場を知って心が折れて「私はこの業界で生きていけない」と感じ、一般企業で働くことにした…って過去がある。

その結果。一般事務として働いていたけれど紆余曲折を経て…と言うか、お金に目がくらんでCADオペレーターになった。幸いにもCADオペレーターって仕事は私に向いていたらしい。長らく図面を描き出産を機に仕事を手放した。

出産後は専業主婦。身辺が落ち着いたのを機に教員免許を持っていたので児童指導員として放課後等デイサービスでパート勤務をはじめた。その後、48歳の時に保育士の資格を取って現在は医療型児童発達支援センターて働いてる。

放課後等デイサービスは「経営者がクズ過ぎる」と言う理由で転職したけれど、仕事自体はなんだんだ言って楽しかったし「やっぱり福祉の仕事って色々あるけれど面白いな」と思った。

転職先の医療型児童発達支援センターで働いてみて、仕事自体は楽しいものの、なんと言うのかな…保育業界の常識とか雰囲気は好きになれない自分がいる。

前職場の放課後等デイサービスは福祉色の強い職場だったけれど、現在働いている医療型児童発達支援センターは福祉施設ではあるものの保育士が多いせいか保育園色が強い。

先日、医療型児童発達支援センターで運動会があったのだけど、運動会の前に腰痛で動けなくなった先生がいた。彼女はクラスの担任だったし運動会の責任者でもあった。

運動会の前日、腰痛の先生は自分が関わっていた先生たち全員にお菓子の詰め合わせと手書きのメッセージカードを配り「ご迷惑をお掛けしました」的な挨拶をしたのだけれど、今まで働いてきた職場でそんな事をした人はいなかったので「そこまで気を使わなきゃいけないの?」と面食らってしまった。

お詫びと感謝が綴られた手書きのメッセージはけっこうなボリュームで全員分書くのはかなれ時間がかかったと推察される。

Twitterでつぶやいてみたところ「病気や怪我で休んだ時に職場にお菓子を配る」と言う風習は保育士業界あるあるらしい。

保育士界の人間関係って予想していた以上に面倒くさいものだった。昨今のジェンダーレス風潮では非難されそうな言い方だけど、保育士界って考え方が一事が万事、女性的で湿っぽい。

ちょっとした常識とかローカルルールがあって私が今まで生きてきた世界とは全く違っている。保育士の世界しか知らいない人は違和感がないかも知れないけれど、一般企業しか知らない人間の目に保育士業界の常識は異様な物でしかない。

私も流石に50歳のオバサンなので「そんな業界もあるんだな」くらいに思ってるけれど、若い頃なら絶対に馴染めなかったと思う。

私は今回の転職をしてからずっと思っていた。

私は年だけは重ねているけれどこの業界では新人で大して役に立つ人材じゃない。一生懸命働いたとしても、退職までにスキル的なところは追いつかない。好きな仕事なのに情けない事この上ない。

「新卒の頃…とまではいかなくても、私はもっと早くこの仕事に従事するべきではなかったのかな?」

だけど実際働いてみて私が若い頃に感じた「私はこの業界で生きていけない」って予感は間違いじゃなかったことに気がついた。たぶんだけど…私は本質的に保育士に向いていない人間なのだと思う。少なくともこの業界を覆う雰囲気が嫌いだし、この先も好きになれそうにない。

様々な経験を経て50歳になった今だからこそ、どうにか出来ているけど、若い頃なら無理だった。

私が今までやってきた事は無駄じゃなかったし、この転職だって遅過ぎた訳じゃなかった。私がこれまで過ごしてきた年月と経験はこの仕事をするのに必要だった。私がこの歳でこんな仕事をしているのは、私にとってベストな流れだったのだろうな…って気がする。

そんな訳で私は今しばらく自分のベストな流れに乗っかっていこうと思っている。