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中3娘が1人で北野高校を見に行った話。

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この黄金週間。我が家はなんだかんだ言って娘の予定中心で動いていた。塾(馬渕教室)は休みだったけれど、部活の練習は普通にあって、体育館の割当の都合で朝練だったり午後からの練習だったり。

黄金週間中、朝練だけで午後から予定が空いていた日に娘は1人で北野高校に行ってきた。

「えっ? 北野高校受験出来る実力あるの?」って話はこの横に置いておくとして。「憧れているなら1度自分の目で見ておいで」と送り出した。

実のところ我が家は大阪の半分よりも南の地域。天王寺高校に行く子はチラホラいるけど「北野高校に行った」って話はまず聞かない。電車に乗ってどれだけ時間がかかるのか…等、娘には1度体験しておいて欲しいかった。

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北野高校に足を運んでみた感想

帰宅した娘に感想を聞くと「凄かった」と事。「どう凄かったのよ?」ってことで、詳しく聞いてみたところこんな感じ。

とにかく建物が凄かった

北野高校正門

北野高校正門

娘曰く「なんか私立高校みたい」とのこと。これについては「北野高校は卒業生がガンガン寄付してくれるから設備が立派だけど、普通の公立高校では、無理なんだよ」って話と「卒業生の有名な建築家が先頭に立ってリニューアルしてる…ってところも大きいよ」と説明した。

天文台は本当にあった!

北野高校の天文台

北野高校の天文台

娘はどちらかと言うと理系タイプなので、北野高校に憧れるようになったのも天文台の存在が大きい。

なので、ここは説明不要…って感じ。実際に自分の目で見て色々と感じるところはあったと思う。

思っていたより近かった

娘は初めて1人で電車に乗って偵察に行った訳だけど「北野は遠いと聞いていたけど思っていたより近かった。通えなくもない」と思ったらしい。

実際、我が家からは通えなくもない距離。近隣で暮らすサラリーマンのお父さん達は電車に乗って通勤して、普通に梅田近辺の会社で働いているのだもの。北野は梅田からわずか一駅。

ただ、大阪はかつて「学区制度」があったため、なんとなく地域の高校に行くのが主流になっている。わざわざ遠い高校に行かなくたって家から近い高校がたくさんあるので我が家の近隣では「北野=遠い」というイメージが強い。

ちなみに。今回、娘は「阪急電車」と「阪神電車」を間違えて阪神電車に乗ってしまったため、2駅ほど行ったところで梅田まで引き返して阪急電車に乗ったとこのこと。

あらかじめ練習しておいて良かったね…って話。

北野生を実際に見て……

娘の感想で1番面白かったのはコレに尽きる。

黄金週間だったから人は少なめだったけど部活の人はいた。十三駅を降りたら「北野の人かな?」って女子高生がいたからついて行ったら本当にそうだった。

北野生って言ってもパッと見は普通の高校生にしか見えないんだよね。だけど「ああ…この人達、北野合格したんだ…馬渕とか行って、公テ(公開テスト)とか乗り越えて来た人なんだ…凄いなぁ。頭良いなぁ~」って思った。

……親としては「自分がこの雰囲気に馴染めるかな?」とか、そう言うところを見て欲しかったんだけど。

娘は単純に「凄いなぁ」と思って帰ってきたようだけど、それはそれで素直な意見で良かったとは思う。

成績が届けば良いですね…って話

娘から「お母さんから見て私って北野高校の雰囲気に合ってると思う?」と聞かれたので「お母さんはあなたが、あの中に混じっても違和感無いな…って思ったよ。いくつか学校見に行ったけど、合わないな…って感じたのは四天王寺高校だけ」と正直に答えた。

四天王寺高校は大阪の女子最高峰私立だけど、なんと言うか…古き良き女子校って感じで娘の性格には合っていない気がした。

「そっかぁ~じゃあ大丈夫かな~」と娘はご満悦だったけど、結局のところ「成績が届けば良いですね」ってところに尽きる。そこが1番大事。

今のところ娘の成績だと北野高校の受験は微妙なライン。

英検2級を取って、学校の実力テスト、定期テスト、馬渕の公開テスト&公立高校判定模試をバッチリ押さえてくださいね…としか言えない。

なんか無責任なようなだけど親としては高校なんてどこだって良いと思っている。

娘が自分の納得する高校で楽しく高校生活を過ごしてくれるなら、北野だろうが天王寺だろうが、他の文理学科高校だろうが、西大和学園だろうが、どこでも良い。

とにかく悔いのないように進んで欲しいと願う。

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