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福祉業界。パソコン苦手な人が多過ぎ問題。

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現在、私は退職を待つばかりで消化試合をしているような状態なのだけど、週5、8時間勤務で働くことになった児童指導員パートの人から、ちょっとしたお悩みごとを打ち明けられてしまった。

「実は常勤シフトで働くのって不安なんですよね。私、パソコンってあんまり使ったことがなくて…」

彼女はパートとしての勤務だけど、週5で8時間働くと言うことで実質正社員と同じ扱い。

それまでは短時間のシフトで入っていたので現場仕事ばかりで事務作業をしたことがない。もともと高齢者とか障がい者の介護をされていた人なので、現場に出るとゴリゴリ働くことが出来るけどデスクワークは初体験とのこと。

……思えば。福祉業界って、まともにパソコン使える人がほとんどいない。

現在の職場だと私の上司の児童発達支援管理責任者はそこそこパソコンを使えるけど、実のところパソコンとインターネットに関しては私が1番使える状態。

常勤バイトのヤングメンは入力とかインターネット、メールを使うことは出来るようになったけれど、作業スピードはイマイチで戦力としては弱い感じ。

介護・保育・福祉の仕事って現場での仕事がメインだけど、実のところデスクワークも案外多い。放課後等デイサービスの場合、午前中から昼までのターンは事務作業がメインになってくるのでパソコンを使えないことには話にならない。

児童指導員パートの人は昔、エクセルとワードの教室に通ったことがあるそうだけど、自宅でパソコンを使って遊ぶ習慣はないみたい。

私が退職するまでに少しでも手助けしたいな…って気持ちがあるのだけれど、何からはじめたら良いものか、どうやって教えれば良いものかが見えてこなくて頭を抱えている。

「人間、何歳だってその気になればやれるよ」って言ってしまえばそれまでだけど、実のところ若い世代に教えるのだって今まで何度となく苦戦してきた。最近の若者はインターネットネイティヴ世代とか言われているけど、スマホは達者でもパソコン使えないのだよなぁ。

……私。思うのだけど、介護・保育・福祉の業界(何なら教育業界も)はもっと仕事を分業化すれば良いんじゃないかな?

現場に出る人は現場の事だけ考えて、ゴリゴリにパソコン使えて事務能力の長けた人に裏方の事務仕事をやってもらうようにした方が効率が良い気がする。

資料とか申請書とかその他雑事は裏方にまかせて、介護士・保育士・教師等の現場に出る人は現場に専念してもらう。作ってもらいたい仕事は裏方担当者に説明して現場に出ている間に作業してもらう…みたいな。

パソコン苦手で不慣れな人が、えっちらおっちら作る資料も慣れている人が作れば5分で出来る。それぞれの専門性を生かして働けば仕事はもっと楽になる。

事務仕事(パソコン)も現場もどっちも出来るスタッフがいる体制が理想だけど、それって現状と合っていない気がする。私の転職先でも「保育士採用だけど事務作業も是非お願いしたい」と最初から言われているくらいにはパソコンを使える人がいないみたい。

今の日本は労働人口がどんどん減っているだけに「効率良く働く」「みんなが楽して仕事をする」って体制を作っていく必要があるよなぁ…と1人勝手に思っている。

…って。私は思っているだけで、何か変えようと立ち上がる気はないのだけどね。とりあえず、私が職場を去った後に同僚達が少しでも楽が出来るよう尽力したい。続きを読む→福祉施設や保育園・幼稚園の長時間送迎。

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