「児童指導員の資格も取ったので時給上げてください」と交渉していたスタッフが職場を去ることになってしまった。悲しみが止まらないが彼女を止めることもできない。
実は私の職場。私が実質パートスタッフの最古参。
実は日記には1度も登場しなかった男性アルバイトスタッフが1名いて彼が最古参なのだけど、30代ニートで勤務時間数も少なく、大阪で言うところの「ごまめ」みたいな扱いなので戦力と言う認識がない。今回辞めるパートスタッフは私の次に長く働いてくれた人だった。
「時給上げるかシフト増やしてください」と相談したのに断るような職場に居続ける理由は無い訳で「そりゃそうよね」としか言えないのが辛い。だけど、それはそれとして心情的に寂しくて仕方ない。
そして弊社は謎風習があって辞めるスタッフは他のスタッフに何も告げずに去っていく。ある日突然上司から「○○さんはお辞めになりました」と聞かされる側の身にもなってくれよ…って話だ。
私の場合、仕事の兼ね合いで先に聞かされることが多いのだけど、ほとんどのスタッフはある日突然一緒に働いていた仲間が消えてしまうのだ。
正社員で働く仲良しの看護師さんと2人「辞める時はお互い前もって教え合おうね。止めないけど教えてくれなかったら寂しくて泣いちゃうから」と「自分が辞める時は事前に教える」と誓いあった。
にいちゃん。なんで職場のパートスタッフ、うちより後に来て先に辞めてしまうん?
……待遇悪いから仕方ないよなぁ。
ある意味、これも一種の新陳代謝。誰かが辞めた穴には別の誰かが入ってくるだろう。そうやって世の中は進んでいくものなのかも知れない。
私も近いうちにいなくなると思うけど一緒に頑張ってきた仲間達に光りあれと心から願う。続きを読む→知りたくなかった事を知ってしまったパート主婦。