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高齢者は我慢が苦手。

先日、朝の5時半に義母から電話が掛かってきた。

早朝や深夜の電話って大抵、ロクな話じゃない。普通に考えると親戚の誰かの訃報かと思うし、そうでなくても緊急事態であると考えるので、物凄く緊張して受話器を取るも、どうでもいいような話で脱力してしまった。

「通販で買い物して家に送って欲しい」との内容で少なくとも5時半に電話をかけてくるような事ではない。私は普通に起きていたから良いけれど、電話で叩き起こされたとしたら、カッとなってしまったかも知れない。

これは義母だけの話ではなくて実母にも当てはまることだけど、年を重ねるごとに「我慢する」ってことが苦手になっている気がする。5時半に電話をかけてきた義母は「思い立ったが吉日」じゃないけれど、居ても立っても居られなくなって、後先考えずに電話をしてしまったのだと思う。

義母や実母のペースに付き合うのは本当にウンザリするけれど、こればかりはどうしようもないし、こちらが合わせていくしかないと覚悟している。

認知症…とまではいかなくても、高齢になるとどこか脳の機能が低下してくるのかも知れない。例えが悪いけれど仕事で関わっている知的障害のお子さんと少し似ている。

仕事で関わっているお子さんの中にはこだわりが強くて「手順が変わる」ってことが受け入れられないことがある。

例えば…だけど「デイに到着したらトイレに行って、手を洗ってオヤツを食べてから遊ぶ」と言う流れで進んでいくのに、親御さんから「今日は体調が悪いのでオヤツを食べさせないでください」と言われて、オヤツを出さなかったことがある。

「これをする」と思い込んでいるのに、それが出来ないとどうなるか…って事だけど、この場合は「オヤツから先」の工程に一歩も進めないのだ。そのお子さんは自分の椅子に座ってずっと泣いていて、スタッフがどんなになだめても、遊びに誘っても駄目だった。

ちなみに義母も実母も「手順」とか「時間」とか「いつもの」が変わることを極端に嫌うし、それが出来ないと怒りを爆発させたりする。

我慢の出来ない高齢者って「我がままになった」と言うよりも「我慢が出来なくなった」って感じなのだと理解している。

周囲の人間からすると「今までできていた事ができなくなる」って理解し難いし、なんかこぅ…腹が立ったりすることもあるけれど、どうにか出来ることではないので、こちらが合わせていくしかない。

……とは言うものの、これからもっとこんな事が増えていくのだろうなぁ~と思うとウンザリしてしまうところではあるけれど、適当に付き合っていきたい。

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日記
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白い木蓮の花の下で
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