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福祉業界。人材確保の難しさ。

私は放課後等デイサービスと言う児童福祉施設で事務員兼保育士としてパート勤務している。私はしょせんパートのおばちゃんなので責任のない仕事を言われた通りにする…ってのがスタンスなのだけど、事業所の求人業務にまて手を出すことになってしまった。

パートのおばちゃんが求人活動に携わるのって一般的なことなんだろうか?

求職者が仕事を探す場合、昔はハローワーク(職業安定所)で紹介してもらったものだけど、昨今の就職活動でハローワークを使う人は少ない。ほとんどの場合、何らかの就職サイトを使っているかと思う。

そしてインターネットの就職サイト(Indeedとかマイナビ転職とか)って、利用者はお金がいらないけれど求人を出す側だとものすごく費用が高くかかる。

さらに言うなら看護師だの保育士だのと言った資格職を専門に扱っているようなところだと、成約料的なものが半端ない。求人を出す側からすると「出来るだけお金をかけずに人を採用したい」と思うのは当然の流れ。

パート先の放課後等デイサービスでは看護師と保育士を熱烈歓迎していて、常な求人を出しているけれど応募者はこないし、来たとしても結局採用まで結びつかない。

社長からは「就職フェアとか出す時、一緒に来て欲しい」と言われたのだけど、それってパートのおばちゃんのやるような仕事なのかと首をひねってしまう。言いたくはないけれど、私は最低賃金に気持ち上乗せした程度の時給しかもらっていない底辺パート。

底辺パートにそんな仕事させるのって、アリなんだろうか?

……と言う私の愚痴はさておき。実のところ私の周囲には保育士資格を持った人がわんさかいる。少なくともご町内に3人知っているし、連絡先を知っている地元同級生なども数人いるけど、私は彼女達に自分の職場を紹介する気にはなれない。

……だって待遇悪いもん!

自治体がのパート保育士の時給がよりはるかに安い時給で「働いてくれ」とは口が裂けても言えない。地元地元のパート保育士より退勤時間が遅いのだ。せめて時給が良ければワンチャンあったかも知れないけれど、誰が好き好んでそんな仕事につくと言うのか。

正社員の看護師さんも「看護師の友達はいっぱいいますけど、ここは紹介出来ないですね」と断言していた。社長は若い看護師を採用したいそうだけど、育休も産休もないので、そんなところを紹介できない…とのこと。

福祉業界は人手不足が深刻だけど「給料は出せない」「でも長時間働いて欲しい」「出来れば若い人に来て欲しい」とか無理言うなよ…って話だ。

良い人に来てもらいたいなに待遇を改善するしかないし、待遇を改善出来ないなら高年齢の人を採用するとか、無資格の人で妥協すするしかない。

「じゃあ白蓮さんはどうしてそんそな職場で働いているの?」って話だけど、私の場合「職場の雰囲気が良くて働きやすいから」ってことと「時間の融通がきくから」ってところが大きい。

特に娘が中学校を卒業するまでは夕方には帰宅したいと思っていて、日曜日もバッチリ休みたい。娘の学校行事や、PTA(コロナで活動ほとんど無いけど)や、娘が体調不良の時の呼び出しなどがあれば優先したいと思っていて、今の職場はその点についてはパーフェクトに都合が良いのだ。その点については最高なので時給が低いのは目をつぶる。

……ここだけの話だけど、娘の中学校卒業あたりで転職したいと考えている。今の仕事も職場は大好きだけど、心臓を捧げるほどではない。

心臓を捧げるのは無理

心臓を捧げるのは無理

福祉業界的には、仕事が好きで情熱がある人の骨の髄まで搾り取るような構造になっていて「やりがい搾取」なんて言葉が一般化している。

福祉業界、この調子だとますます外国人労働者が増えると思う。実際、私の住んでいる地域でも介護業に従事する外国人労働者はけっこう多い。

初めて飛び込んだ福祉業界。憂える問題は多々あるものの、私は意識高い系の人間ではないので、お給料を戴いている限り真面目に働く気はあるけれど「この業界をどうにかしたい」とまでは思わない。

とりあえず娘が中学校を卒業するまでは地味に無難にやり過ごしていきたい。

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放課後等デイサービス
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白い木蓮の花の下で
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